内容説明
壮年の男女と元教師が四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会を企画する。
行き先は濤海灘に浮かぶ弥陀華島、別名星見島とも言われる離島。
宴席で久我陽一郎は、当時自分たちの高校をモデルにミステリを書いていたと告白する。
その夜、宿泊先で久我の死体が発見される。
折悪しく荒天のため、船が運航できず、天候が回復するまで捜査員は来られない。
宿にとどまった七人は、一夜それぞれの思いにふける……。
彼ら一人ひとりが隠している真実は、事件の全容をあきらかにするのか──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イアン
130
★★★☆☆☆☆☆☆☆10年振りの新作となる歌野晶午の長編。還暦を控えた男女による同窓会。修学旅行の再現と称して訪れた孤島で、参加者の一人が首を斬られた状態で発見され――。おどろおどろしいタイトル、嵐の孤島、不穏なプロローグ。ある種の期待感を煽りながらも、読者の予想を裏切るラストは物議を醸しそうだ。8名の元生徒らによる回想は、各々の背景を明らかにする意味で必要だったのかもしれないが、回収されないエピソードは蛇足と言われても仕方がない。本格中華だと思って店に入ったら「烏龍茶の専門店です」と言われた気分である。2025/09/06
マッちゃま
17
久しぶりの歌野さん…だったんだけどタイトル見た瞬間にはメチャ惹かれましたよ、マジで。だって僕、本格ミステリにおける首切りが大好きなんですよ。なぜ切ったのか?誰が切ったのか?ホワイもフーもハウも謎になるじゃないですか。本書を読み始めて直ぐにのめり込んだのにラストに近付くにつれアレ?思ってた展開にならんが…まぁ~読者が何を期待しようが作者は関係ないんですけどね。う~ん、タイトル買いしちゃった(作者買いも含む)だけに残念感が半端ない(苦笑)僕が勝手に転んだのもあるけど意味深なタイトルもズルいよと言い訳させてね。2025/09/30
hnzwd
14
離島での同窓会が開かれ、嵐により孤島となった会場で死体が発見されて、、という王道。集まった人物達の視点を変えながら描いていき、ラストに近づくと伏線が明らかにされていく作りは流石というしかないレベル。ラストも綺麗だなー2025/12/29
ナオ
13
ぐぬぬぬ。感想を書くのは難しい作品。修学旅行を再現した離島での同窓会。宿泊先の風呂場で1人の死体が発見される。天候が悪くて船が運航出来ずに孤立状態に。こうなったら連続して殺人が起きて欲しかったけど、そうでもなく。登場人物の一人は家族に事件が起こり、早く島から出たくてヒステリックになったり、登場人物の過去や現在が語られ、その合間に今が描かれていく。 面白くはあるけど、事件には結びつかない感じ。これは何なのか?何を読まされてるのか?それぞれの物語は面白いけど、孤島ものと思ってたからさー。それでも読ませます2025/09/12
勇波
12
歌野さんの作品は当たり外れがハッキリしてる。今作は自分には「んー?」かな★2025/11/02
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