食品添加物よりはるかにこわいゲノム編集食品 みんな知らずに食べている

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食品添加物よりはるかにこわいゲノム編集食品 みんな知らずに食べている

  • 著者名:天笠啓祐
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ユサブル(2025/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909249654

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内容説明

9割の日本人が知らないうちに、いつの間にか市場に出回っているゲノム編集食品。
政府は「遺伝子組み換えと違って、ゲノム編集は通常の品種改良と変わらない」としています。
そのため食品表示もなく、食品としての届け出も任意で知らないうちに売られているという状況が起きているのです。
しかし、市場化されているのは世界中で日本だけ。ゲノム編集は遺伝子を人工的にこわす技術のため、「対象外の遺伝子を壊す危険性が高い」「こわした遺伝子の周辺が修復されるとき、異常たんぱく質ができる可能性がある」などさまざまなリスクが指摘されています。
それらはすべて大きな健康被害を起こす可能性があります。そのため世界的には市場化の様子見をしている状況下、日本だけがほとんど安全検査も行われず食品表示もないまま市場化に踏み切ったのです。
本書では、
「政府が意図的にゲノム編集食品の情報を絞っている理由」
「ゲノム編集食品が通常の品種改良とは全く違い、遺伝子組み換え食品と同様であること」
「ゲノム編集食品について世界で指摘されている健康被害のリスク」
「ゲノム編集食品も含めたフードテックがもたらす健康被害と環境破壊」
「遺伝子組み換え食品同様の食品表示と規制を求めるための社会の動き」
を紹介してます。
ゲノム編集食品を取り巻く状況は1990年代に遺伝子組み換え食品が出てきた時とよく似ています。その時も政府は「従来の品種と変わらず安全だ」と主張しましたが、その後、さまざまな健康被害の実態がわかってきたのはご存じのとおりです。
本書では改めてここ30年でわかってきた、数多くの遺伝子組み換え食品の害についての研究データも紹介しています。
直ちに害はないと政府はよく言いますが、登場後30年たち、明らかに害が出ることがわかってきています。
遺伝子操作も含めたフードテック、食の工業製品化がいかに危険なことなのか、真の食料危機を引き起こす要因となりうるのかも含めて、今、実験台とされている日本人が知っておくべき内容です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

石橋陽子

16
利便性を追求し遺伝子操作をしてまで作る食品。安全性への疑問があり手に取った。雄鶏は卵を産まない為日本では1億匹ものひよこを殺処分している。イスラエルでは、雄が生まれないようゲノム編集を行い雄の雛だけを羽化しないようにした。遺伝子組換えでないという表記を最近見ないがそこには理由が。遺伝子組換えがもたらす蛋白質が検出出来ない食品は表示しなくて良いとした。調べたが日清の油は遺伝子組換え不分別だった。結局、ゲノム編集食品の影響は、免疫機能への悪影響、子孫減少、ひ弱になる影響、肝臓や腎臓の損傷が警告されている。2025/11/20

ロア

14
遺伝子組換えの表示があると売れないという経験を踏まえ、ゲノム編集の表示は最初から付けないことにしました!(政府)というわけで、ゲノム編集されたトマトや魚が普通に売られてるのって世界で日本だけなの知らなかったよ…日本人の反応を世界は様子見中らしいですwうちの近所のスーパーでもゲノム編集された真鯛がしれっと販売されてます。しかも、健康に良い!みたいな雰囲気で。事情を知らない人は買っちゃうよね。CRISPR-Cas9の「狙ったDNAだけ切断できる」って話も全然違った。ピンポイントで改変できて優秀とか嘘だった…2025/08/02

ヨハネス

2
ゲノム編集で鶏の卵の雄だけ孵化しないようにしたという。食肉用にすればいいと思うのは素人だけなんだろうか。ゲノム編集は特定遺伝子を壊すので、特定の性質をなくす。そして表示は最初から検討もされなかったので消費者が避けることができない。消費者庁が消費者でなく企業しか見ていない。動物実験もせず最初から市場に出してしまうとか。実験の結果が、恐ろしいよ。海産物も養殖ばかり力を入れるから自然な魚は失われる一方。人間の知恵が、間違った方向にしか役立てないなんておかしい、間違ってるよね。2025/09/26

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