戦後80年 戦争の記憶をつなぐ映画たち

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戦後80年 戦争の記憶をつなぐ映画たち

  • 著者名:キネマ旬報社【編集】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • キネマ旬報社(2025/07発売)
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  • ISBN:9784873768922

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内容説明

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Contents

第1章 映画と戦争をめぐる映画人の言葉
山田洋次 敗戦後の満州で引揚げ船を待ちながら
香川京子 戦争は始まったらあっという間に巻き込まれてしまう
塚本晋也 戦場に行くかもしれない側の目線で
片渕須直 「答え合わせのできない時代」に映画をつくるということ
渡辺浩 ピカッと光ったと同時に衝撃波がやってきた
吉永小百合 「あゝひめゆりの塔」と沖縄への思い

第2章 映画と戦争と歴史 132選(掲載作品の詳細は、本誌をお読みください)
・日中戦争  22作品
・太平洋戦争  49作品
・戦時下の民衆  34作品
・敗戦後の日本  27作品

コラム
日本細菌戦部隊「七三一部隊」日本での映画化を望む
映画で描かれた日本兵による捕虜への虐待
『はだしのゲン』が願うこと

映画の記憶をつなぐ2025年の映画たち
「木の上の軍隊」「摩文仁 mabuni」「黒川の女たち」「長崎―閃光の影で―」「満天の星」「雪風 YUKIKAZE」「ハオト」「神の島」「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」「豹変と沈黙 ー日記でたどる沖縄戦への道」
「黒川の女たち」松原文枝[監督]インタビュー 取材・文=佐藤結……124

第3章 戦意高揚と民主化と戦争責任
国家統制下の日本映画界
占領軍の映画検閲
戦争責任者の問題 伊丹万作
    ――解説 谷川建司

第4章 語り継ぐ5人の証言
新藤兼人 原爆が落ちた瞬間の、人が観たくないと思う映像を
黒木和雄 戦争の本質を正確に知ることができるのは、若い世代だとも言えるんです大林宣彦 平和を手繰り寄せるために、「戦争映画」はどう役立つのか
降旗康男 戦争とは誰かが金を儲けるためにやるものだ
山田太一 戦争は一度始まってしまったらどうにもならない

第5章 時代別戦争映画論
1953年 反戦か反米か? 戦記映画の辿っている道 キネマ旬報企画調査部
1967年 戦争映画22年の屈折 荻昌弘
2005年 日本映画は戦争とどう向き合って来たか 佐藤忠男
2025年 「戦争映画」から「戦争に関する映画」へ 轟夕起夫

第6章 座談会 映画は戦争の何を映すのか
勝田友巳×恩田泰子×石飛徳樹×前野裕一

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

30
新刊コーナーより。こんなに多くの作品があるのか…と圧倒されました。また、監督や俳優への取材も、今後は貴重な資料になると思います。特に香川京子さんのインタビューは心に残りました。貴重な一冊です。「その後の蜂の巣の子供たち」に祖父が出ているそうなので、観てみたいなあ…。2025/12/12

ヒトコ

3
戦争と映画。つい満州映画やレニ・リーフェンシュタールなどプロパガンダ映画を思い浮かべてしまうが、本書で戦争体験者が高齢化するなか「記憶をつなぐ」という役割もあるのだと思い至る。吉永小百合さんの言葉も載っているが、若い時に映画「ひめゆりの塔」を見なかったら沖縄戦の悲惨さを知らなかったかもしれない。映画監督伊丹万作さんが終戦の翌年雑誌に発表した「戦争責任者の問題」で、戦後多くの人が「だまされた」と言っているが、人がだまされると次に別の誰かをだまして行くという怖さを指摘しているのに、ハッとさせられた。2025/08/15

SATOMAN

2
非常に多くの作品が紹介されている。後半の映画論集や、座談会など、とても充実していた。映画を観る手段は、かつてよりは充実していると思うけど、それでもレンタルでも配信でも見られない作品はある。残念だけどどうしようもないのかな。 編集後記に感動した。本当にその通りだと思う。2025/10/27

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