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内容説明
開戦、退位、戦争責任、憲法、日米安保……
「本音」ではどう思っていたのか?
戦後80年 昭和100年
いま明らかになる人間・昭和天皇の実像
開戦、退位、戦争責任、憲法、日米安保……戦前・戦後の重要局面で、昭和天皇は本当は何を思い、何をしたかったのか。
昭和一一年から一九年まで侍従長を務めた百武三郎による「百武三郎日記」や、昭和二三年から二八年まで宮内府・宮内庁長官を務めた田島道治による「拝謁記」など、近年立て続けに公開された天皇の側近による記録には、天皇の肉声がリアルタイムで綴られている。これら新史料を丹念に読み解き、人間・昭和天皇の知られざる姿に迫る、もうひとつの昭和史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
129
昭和天皇ほど特異な経歴の帝王はいない。外国の占領下でずっと皇位にあり、生涯の前半は軍事国家の専制君主で後半は平和国家の象徴だった。どちらの時代でも本音を公言したり独自の政治行動をとるのを周囲に制限され、相当フラストレーションをためていたのは間違いない。戦前戦後の側近が記録した本音の発言には、国の頂点にありながら何もできない無力さへの怒りすら感じる。特に価値観が転倒した戦後社会では、自分や皇室の存在意義について悩んだ様子が見て取れる。そんな父の姿を見て育った明仁天皇が、憲法への忠誠を拠り所にしたのも当然か。2025/12/20
ジュンジュン
17
戦前戦中に侍従長を務めた百武三郎の日記と戦後宮内庁長官を務めた田島道治の「拝謁記」。近年公開されたこれら新史料から昭和天皇の肉声を伝える。肉声と言えば「独白録」があるが、占領期の微妙な時期(戦犯になるかならないか)の発言なのに対し、今回のはバイアスなしの本音。ここが最大の魅力だと言える。これまでも膨大な研究成果の積み重ねがあるので”新事実発見!”とまではいかないが、あの時代の解像度が確実に上がったと言える。2025/11/04
Oki
2
そんなに昭和天皇のイメージは変わらなかった。 2025/11/09
Teo
2
ここ最近昭和天皇関係の本が出ていて、例えば「昭和天皇の敗北-日本国憲法第一条をめぐる闘い」を見てると人間宣言をするまでもなく人間なので過去に染み込んだ価値観が敗戦でゼロクリアされる訳でもなくこう言う感じなのだろうと思う範囲内。2025/09/30
takao
1
ふむ2025/12/07




