フェイクファシズム 飲み込まれていく日本

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フェイクファシズム 飲み込まれていく日本

  • 著者名:金子勝【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日刊現代(2025/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784065405000

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内容説明

経済学者・金子勝が緊急提言!
「いま、まさに50年、100年周期の大転換が来ている」

かつてヒトラーとゲッベルスは巧みなアジテーションで人々を洗脳したが、現代では人々の関心をSNSで操作する「フェイクファシズム」が台頭。
「山ほど嘘をついて陰謀論を振りまき、敵を作る」というトランプ政治の常套手段は「フェイクファシズム」そのもの。XやFacebookなどの各種SNSはファクトチェックを蔑ろにし、巨大IT産業が暴政に加担している。
「ザイム真理教」「兵庫県知事選挙」「石丸ブーム」……。翻って日本でもSNSを駆使しての大衆扇動が拡大しているが、これはトランプ政治の輸入ではない。
トランプ大統領の元側近スティーブンバノン氏が「安倍晋三はトランプ以前のトランプ(Trump before Trump)」と表現したように、安倍政策を下敷きに米国で発展したトランプ的手法を「逆輸入」したものなのだ。
これから続くフェイクファシズムの時代に、日本はどんな未来を描けばよいのか――。
アベノミクスの完全な失敗を認め、総括せよ!

第1章 トランプは世界をどう変えるのかー分断とフェイクファシズムを乗り越えてカタストロフの時代を生きるには
第2章 アベノミクスをどう終わらせるかー政治腐敗、経済破綻、フェイクの嵐を解毒する処方箋
第3章 マイナ保険証の失敗の本質ー世界に後れを取るIT産業への真の救済策とは
第4章 エネルギー転換はなぜ必要かー間違いだらけの現初政策の呪縛を解く
第5章 崩壊する農業と農村を立て直す道ー食料・農業・農村基本法の見直しは「農村破壊法」だ

日本を創りかえるための基礎政策教室が、いま開講!
「現実に絶望を感じている方々も、読んでいただければ、絶望から希望は生まれてくるのだということに気づくはずです」(本書より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

37
ヒトラーの「わが闘争」の引用から始まる金子さんの新著。今は一時的にバディになってるRFKですら、トランプをヒトラーにたとえ、支持者をナチと呼んだことがあるのですから、まあため息が出てしまいますよ、ええ。陰謀論を垂れ流して恐怖をあおり、支配を強めるー世界中で行われていることですが、アメリカの大統領がまさかここまで分断に加担してしまうとはねえ…。無関心と盲信、恐怖と盲従。それでも、多くの人が学びたいとも変えたいとも思わないのならどうしようもない。2025/10/20

くものすけ

13
アベノミクスへの徹底した反対、更に原発再稼働、消費税の減税にもかなり消極的(代替の財源が赤字国債の発行)、冒頭トランプ大統領に対する批判はかなり強烈でした。忌み嫌うべき存在として位置づけています。本書は高市新首相が実現する前に書かれたものですが、今日のトランプ・高市の戦艦ミズーリ甲板でのはしゃぎ過ぎに、金子氏は多分開いた口が塞がらず発狂寸前ではないかと想像されます。直近の台湾有事に関わる国会答弁に対して、中国から大反発を喰らっています。これに対する対処方法を是非聞いてみたもの…2025/11/20

たっちゃん

2
金子勝氏の政治経済論。トランプに代表されるフェイクニュースが蔓延し、日本にも悪しき風潮が蔓延って来たことに警鐘を鳴らしている。持論の政治経済論は論理的であり現実的でもある。自民党の政治献金による癒着が過去三十年の停滞、衰弱の根源を指摘していて痛快である。2025/09/23

白いカラス

0
この著書に書かれていることが全て真実とは思えませんが、確かにトランプの暴政や安倍晋三の森友・加計問題、桜を見る会、三本の矢と称し人工的なインフレを起こすためにどんどん国債を買い入れ市場に資金を供給することによって長期にわたるマイナス金利を余儀なくされ急速な円安状況に追い込んでいった事は事実だと思われます。2025/11/30

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