内容説明
生い立ち、家族、病気、身近な人たちの死、短歌、生きるとは……?
穂村弘作品の解像度が上がる「弱さ」を巡る語り(ライフストーリー)
著者の語りを通して「弱さ」「ワンダー」「シンパシー」「生きる」
「生きのびる」といった著者の作品に通底する重要なテーマにも迫る。
穂村弘入門としてお勧めしたい1冊。7月11日、満月の日に発売!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄
5
ですます調で書かれていて、いつものほむほむらしさが薄い。編年体的に、生い立ちから、学生時代、病気の発覚など出来事を順を追って知ることができたのは、ファンとして嬉しかったけど、「いつものほむほむのエッセイ」を期待して読むと、あれ?ってなってしまう。すごい余所行きのほむほむだなという印象(笑)病いと健康がテーマのレーベル?から出されているから、ターゲット層がいつもより広いのが理由なのかもしれない。2025/07/12
ふく
1
⭐︎3-2025/08/17
貴羽るき
1
自分は穂村弘が「書いた」ものが好きなんだなと改めて思った。対談はどちらもよかった。 自分も近視が強いのでかかりつけ眼科の勧めで年一回視野検査を受けていて、今のところは視野には変わりなしで毎回「今年も逃げ切った……」みたいな気持ちでいる。そういう意味では将来への心構えになるというか、実用的な本でもあった。2025/07/28
りっとう ゆき
0
緑内障がテーマではあるのだけど、そこから連想される生い立ちとかこれまでの自身の世界との関わり方について。ほむらさんの言う「ワンダー」と「シンパシー」、それをほむらさん自身に感じる。2025/07/28