内容説明
食は世につれ 世は食につれ
どうにもとまらない
丸かじり傑作大全!
「週刊朝日」で36年続いた名物連載
「あれも食いたいこれも食いたい」より、
選りすぐりの77かじり。
食についてのあれこれを
スルドイ観察眼とユーモアあふれる筆致でつづる
味わい深い傑作選。
プレイバック名場面集も必見!
連載企画編集者×初代担当者による特別対談
「丸かじりといつまでも」収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
12
作家が選んだエッセイ集。カラーライスのルーが足りない、ポテサラは相手を選ぶ(エビフライが最高の相手)、青椒肉絲の地位、など、好きな作品を、もういちど読めてよかった。男は自分のハンバーグを持てという話、冷やし中華にキュウリがないと誰も代用できない話(擬人化もの)は、掲載がなかったなあ。あの話も好きなんだが。 2026/07/01
hitotak
9
1987年から『週刊朝日』に連載開始し、以後36年続いた丸かじりシリーズの傑作選。年一度の単行本や、過去にも何度も出版された傑作選で既読のものも多いが、何度読んでも楽しめる。巻末は担当者二人の対談が掲載され、意外と初めて知るような東海林さんの人となりやエピソード、文章の上手さなどについて語られている。同じく『週刊朝日』に連載していたマンガ家、サトウサンペイにも触れており、懐かしく思い出した。もう新作は読めなくなってしまったが、時代を感じさせず、いつどれを読んでも面白い。これからも読み継がれていくだろう。2026/05/08
ビーグル犬大吉
4
「陽の当たる場所」のモヤシの話。レバニラ炒めは、レバー、ニラ、モヤシで構成されているのにモヤシだけ無視されているが、モヤシの奥ゆかしさや謙譲を称える。「レタスの非凡」では野菜株式会社で「どんな仕事をしたいか」尋ねられたレタスが「結局、サラダ関係の仕事になると思います」と答えるのがいかにもレタス目線で笑える。「エノキ家の家計」は茸にも上下関係があり、松茸が富裕層で貧困層の代表がエノキでも鍋の世界では人気者。「町中華で学ぶ」は観察力の鋭さに感嘆した。東海林さんが絶対、認知症にならない理由がよくわかりました。2025/12/01
ムーミンママ
4
丸かじりシリーズより抜粋された作品集。何回読んでも笑える。。忘れても大丈夫だよ!!って言ってもらえているような安心感が良い!!2025/09/25
荻萩
3
再読。通勤電車の中、散髪中、1人ボケっと酒飲んでる時、いつでもどこでも楽しく読める。観察力、洞察力、発想力、行動力、それから言わずもがな文章力。ちょくちょくテーマの食べ物のサイズ測ってるところが好き。特に好きなのは「たかがコロッケ、されど……」。コロッケ食う時の感覚が順を追ってリズミカルに描写されている。2026/03/10
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