内容説明
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占領、封鎖、爆撃、飢餓…。あらゆる人道的危機に苦しみ続けるパレスチナ。ガザやヨルダン川西岸地区に一体何がおきているのか、なぜこんな事態になってしまったのか、私達に何ができるのか。パレスチナの地をめぐる歴史を紐解きながら、約30年にわたってパレスチナに関わってきた著者が小学生にもわかるようにやさしく解説します。親子で読みたいパレスチナ入門書。世界から「無関心」がなくなることを願って刊行しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いっせい
54
パレスチナ・ガザ問題を深く分かり易く解説しており、児童書ですが、寧ろ大人が読むべき1冊だと思います。なぜ、ホロコーストの迫害を受けたユダヤ人がイスラエルという国家を作り、″第2のホロコースト″と呼ばれるパレスチナ人迫害を続けるのか?宗教戦争ではない。国際人道法を守っていないイスラエルによる差別、著しい人権侵害。そして、それを、黙認している欧米諸国(わが国も・・)。 私達にできることは?2026/02/18
ここぽぽ
24
これぞ現在のジェノサイド。国際社会が見て見ぬふりをしてしまっている、人間の営み。根深い。戦の話で読んでいて、上の立場の視点が多いけど、庶民からしたら平和がいい。 権力と国家の狭間で苦しむ犠牲者が増えないことを願います。2025/09/05
ねこねこ
19
歴史的経緯やファクトに基づく情報、「なぜ?」の背景が非常に分かりやすくまとまっている素晴らしい本だった。「最初の一冊」として最高の本だと思う。分かっているつもりだった情報が読みながら頭の中で整理されていった。パレスチナのことをよく知らない人に簡潔に説明する際にも役立ちそう。初めてこのトピックに触れる大人にも勧めたいし、学校や地域の図書館にも推薦したい。イスラエルによる占領、虐殺を可能にしている国際社会、日本、私たち、私自身が許せない思いで、怒りと悔しさで涙が出る。自分にできる行動を続けていく。2025/08/15
anne@灯れ松明の火
17
ネットニュースで、「産経児童出版文化賞・大賞」作品と知り、予約。パレスチナ問題について、わかりやすく、丁寧に解説。児童書だが、大人が読んでもいい、大人こそ読むべきかもしれない。2026/05/23
アカショウビン
16
複雑なパレスチナ問題が分かりやすく解説されている。「もしも君の家がパレスチナだったら…」、「もしも君の家がイスラエルだったら…」は具体的でイメージしやすい。特に素晴らしいと思ったのは、「パレスチナ寄り」「イスラエル寄り」はまちがい、という指摘だ。基本は国際法に沿って考える、というとてもシンプルなことにすぎない。コラム「『ユダヤ人国家』と『反ユダヤ主義』」や、コラム「シオニズムに反対するユダヤ教徒たち」など読むと、イスラエル政府の狡猾さがよく分かる。地図「パレスチナ人の土地の変遷」も衝撃的だ。2026/06/10
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