中公文庫<br> アンクルトリス交遊録

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中公文庫
アンクルトリス交遊録

  • 著者名:柳原良平【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央公論新社(2025/07発売)
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  • ISBN:9784122076853

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内容説明

柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である
(サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より)
アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。
(巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より)

「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。
〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

16
サントリーの名物キャラ、トリスおじさんを生んだ人たちの物語。前身の寿屋からのサントリー社史を切り取ったものとも読めるし、国内における初期の洋酒文化やCMについての作り手側から見た記録でもあると思う。個人的には書名にもなっている交友録の章は、船それ自体にはあまり興味は無く、趣味に狂った奇人伝としても一人一人のエピソードが短く少々退屈に感じてしまった。2025/09/29

スプリント

7
サントリーのキャラクター「アンクルトリス」の生みの親たちの話。 柳原氏、開高健氏、山口瞳氏の関係性がよい。 船の話も面白かった。2025/08/26

明紀子

1
東京堂書店さんのウィンドウに特集コーナーが作られていて気になってしまった1冊。 大半の人が1度はどこかで目にしたことがあるだろう、柳原良平さんのキャラクター。その中でも『アンクルトリス』にまつわる話がとても面白かった。 キャラクターが誕生してから成長するまで、そこに欠かせないお酒の話は読んでて知識となった。今の時代ではとんでもないな!って思う事もいっぱい書いてあるけど、ある意味自由でいい加減という高度経済成長時代の『それ』が羨ましくもあり。2026/02/28

dai

1
柳原良平ミュージアムを見にいくのもあり、以前から大好きだったアンクルトリスの生みの親、柳原良平のエッセイを読みました。当時の広告世界の活気が、柳原良平の視点で綴られていて、その時代は生まれていないにも関わらず、なんだか懐かしくなるのが不思議。世代的には親の世代なので、両親はこんな世の中を暮らしていたのかと、思いを馳せました。博物館の展示では若い頃から船やイラストへの情熱がすごい!大衆に受け入れられる親しみやすさに秀でながら、センス、技術は超人的、さらにこのエッセイでは文才もある!親しみやすい天才がここに!2025/10/08

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