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内容説明
昭和19年、日本から出港した大艦隊は、レイテ大海戦を境として、永久に姿を消した。
生きることを望みながら、死んでいった者たちへ。
祈りをこめて描く渾身の戦記漫画。
筆者が自ら責任編集にあたった『少年戦記』の掲載作を中心に、戦記や取材をもとに描いた力作を集成。
歴史の流れに沿って漫画で読む、太平洋戦史。全三巻。
〈解説〉大木 毅
〈収録作品〉マリアナの竜/決戦レイテ湾 第一部~完結篇/硫黄島の白い旗 ほか一篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
28
映画「雪風」、雪風関連雑誌「歴史街道」を読んでいたので、レイテ湾攻撃など、つながってくる。この海戦の中、特攻が初めて行われる。戦闘機、護衛機もなく艦隊が突き進む。戦闘機も台数が少ない。虎の子の戦闘機を使うしかない。索敵機も片道切符任務。栗田艦長もどういうつもりで反転したのか不明。一説には、突入し艦砲射撃を行なっていたら、、。少ない数の中で目一杯戦っていたことが伝わってくる。硫黄島も戦力にならない兵隊が送られていたと知り、悲しい限り。あとがきに、水木しげるさん、雪風に乗って戦地から戻って来ていることを知る。2025/08/19
Fumitaka
3
作家は太平洋戦争を「小男力士」が「四十貫のアメリカ」に挑んだようなものと評している(p. 143)。戦時中の日本映画にも似たようなものがあり、それを意識したのかもしれないが、日中戦争については「侵略戦争」の自覚の欠如が様々な方面から指摘されており、武良茂氏も含め、当時の日本人は対米戦についてはどのように捉えていたのだろう。レイテ決戦で特攻を行う敷島隊(p. 257)、『ゴジラ-1.0』の主人公の名前の元ネタか。解説では極悪な「懲罰召集」に言及される(p. 426)。2026/04/05




