内容説明
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合戦とは、敵と味方が出会って行う戦いを指す。我が国においては、明治維新後の近代社会が確立する以前の、主に封建制社会における戦いが合戦と呼ばれる。合戦を通じて権力が生まれ、歴史と文化が紡がれてきた。本書は、都道府県それぞれの土地にとって重要な意味をもつ、平安時代から幕末までの約507戦(役や乱、討伐も含む)の合戦を取り上げている。特に、勝敗の史実よりも合戦の要因、具体的な戦況、後世への影響といった点に注力して解説した。過去の興亡のうえに成り立ってきた郷土史の深層に触れることができる一冊。
目次
【第Ⅰ部】合戦の基礎知識
■合戦概論
■野戦
■攻城戦
■合戦の歴史
【第Ⅱ部】都道府県別 合戦とその特色
【巻末】
主要参考文献
索引