江戸吉原 解剖図鑑

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¥1,870
  • 電子書籍

江戸吉原 解剖図鑑

  • 著者名:菊地ひと美
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • エクスナレッジ(2025/07発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784767834344

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内容説明

なぜ、遊郭は人を惹きつけるのか?

色恋と非情が渦巻く不夜城・吉原。
江戸幕府公認の遊郭である吉原には、華やかな恋の夢を見させてくれる遊女たちがいました。遊郭へ通い詰める男たち、客を虜にする遊女たち、そして遊郭を運営する茶屋・妓楼。客は何を求めて吉原へ通い、吉原の人びとはどのうようにして客の心をつかんだのでしょうか?
遊女や妓楼の等級、蔦屋重三郎のヒット作「吉原細見」などから読み解く「吉原のしくみ」から、
恋せずにはいられない遊女の魅力と茶屋・妓楼の「からくり」、妓楼の裏方や四季の行事まで、人びとを惹きつけてやまない吉原の世界をフルカラーで徹底図解!

ドキドキして、もどかしくて、非日常的で、刺激的。だから吉原に惹かれてしまう!?
お江戸の非日常の極楽(はたまた地獄か?)の世界をご案内!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイシャ

30
絵も奇麗、書き込みも多くて、すなわち情報量も多いのだけれど、書き込みの部分の字がすごく小さくて、私には老眼鏡をかけてもよく見えないのが残念。ルーぺを使って読むのもなかなか疲れる。絵も奇麗なんだけど、全体にボヤっとしている。衣装をよく見てみようと思っても、あまりはっきりしていない。年季の明けた女郎さん、素人女性が普通にできること(家事一般など)が出来ずにまた元の稼業に戻ることも多かったようだ。しかも環境がさらに悪いところで。過酷である2025/07/25

メタボン

14
☆☆☆★ 江戸の遊郭事情が図解にわかりやすく理解できる。遊郭に関連した言葉が今でも通用しているのがすごいと思った。新造、割り床、内証、見返り柳、お大尽、外八文字、お茶を挽く、仕舞い、紋日、遣り手、俄(にわか)など。それにしても紋日は通常の倍の料金、しかも客のつかなかった遊女は自腹とは、何と阿漕な。2025/08/12

ぷく

8
大河ドラマで頻繁に登場する吉原。そもそも江戸時代の結婚にはほぼ愛や恋が無いので巷の男性はそれらを遊女に求めた、床入りまでの疑似恋愛にしきたりが多くてびっくり。一度遊女を選んでしまうと別の遊女に変えることが出来ない掟があり破ると(浮気)怖いお仕置きが待っている、お金を使う恋愛ごっこは楽しいようでも覚悟もいる。遊女は何人もの馴染み客を掛け持ちするので待ちぼうけを喰らったままになることも。読み友さんも仰っているが老眼鏡を掛けても読めない書き込みがいっぱい。(図)2025/08/02

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