内容説明
女性と幼女の死体が横浜市、佐野市で次々と発見された。その頭からは脳がえぐり出され、手足からは肉がそぎ取られていた。警視庁捜査一課の刑事・水野薫は、被害者のひとり、結城みちるの交際相手である大学准教授・日下部遼の自宅を訪ねた。日下部は、文化人類学者であり、協力して連続猟奇殺人鬼の心理分析(プロファイリング)を行うことに。次第に浮かび上がってくる衝撃の真実。ベストセラーになった『多重人格殺人』を改題し、大幅に手を入れたホラーミステリーの傑作が遂に、復活。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
88
女性と幼女の死体。脳が取り出されている。別の場所だが手口が似ている。文化人類学者と女刑事の二人三脚捜査が始まる。台詞が硬く余計な描写も多いので、読むのが疲れた。小説としてはどうしようもなく駄目だと思うのだが、文化人類学に関する蘊蓄が面白い。栃木県を中心として歴史にかかわる話が深ぼられていく。米食と肉食。米食は日本人となじみが深いが肉食は忌まわしいとされてきた。人類学的話題の方に夢中になって読み進めてしまった。終わり方は気持ち悪くて良いね。2026/02/26
タイ子
84
和田さんの時代小説シリーズは長く愛読しているが、ホラー小説は初めて読んだかも。気持ち悪すぎる、最後まで読めるかどうかと思いながら後半は斜め読みしながらどうにか読了。女性が犠牲になる連続殺人事件が発生。得体の知れない奇妙な遺体の損壊に捜一の刑事・水野と人類学者の日下部が謎に挑む。面白さに一気読み、とはいかず和田さんの文章にたまにある冗長気味、これ必要なのか?みたいな箇所が本作でも見受けられる。猟奇殺人だけにエグさはピカイチ。吐き気が止まらない。二度と読めないサイコスリラー作品。「多重人格殺人」の改題。2025/07/30
キナコ
23
タイトル買いした一冊。別々の県で見つかった遺体。別の犯人かと思われるなか、少しずつ関連が見えてくる。昔からカニバリズムは宗教的にもあったが、血肉となって一緒に生きていくという考え方が非現実的すぎて共感できない一方、信じる人がいるのも納得。ホラーというよりもサスペンスかな。プロファイリングは面白かった。シリーズものらしいが、この作品だけでも読めるかな。2025/08/26
くまちゃん
15
時代小説は読んないので今回初でした。最近流行のどんでん返しの連続やモキュメンタリー、イヤミスなどではなく純粋な(?)ホラーミステリー。本当に面白いものは変わった仕掛けなどなくてもいいのだなと納得。2025/10/13
火狐@二児の子育て奮闘中
7
微妙!怖いのは人!それは間違いない!犯罪心理はみんな変態!そんな感想しか出ない2025/11/02




