筑摩選書<br> 対話と論争で読む哲学史入門

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筑摩選書
対話と論争で読む哲学史入門

  • 著者名:中山元【著者】
  • 価格 ¥2,134(本体¥1,940)
  • 筑摩書房(2025/07発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 475pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480018250

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内容説明

哲学は「驚き」から始まる――とプラトンは言った。古代ギリシアに端を発し、連綿と現代までつながる思索の歴史を、かつてない方法で辿ろう。哲学は、ある時は二者の議論と吟味により、またある時は別の視点からもたらされる対立関係により展開してきた。この本では、その流れを「存在論」、「倫理学」、「政治学」の3つに分け、さまざま問題を哲学者たちがどのような考え、その思索がいかに鍛えてきたかをわかりやすく解き明かす。今、新しい「哲学史入門」の扉が開く!

目次

序 哲学の端緒と方法について/第1章 世界についての問いと存在論/序 世界についての原初の問い/1 世界は何でできているか/2 存在するとはどのようなことか/3 無は存在するか/4 ものの本質とは何か/5 現象の世界と本質の世界とはどう異なるのか/6 精神は身体にどのようにして働きかけることができるか/第2章 自己への問いと倫理学/序 自己への問いのもつ拡がり/1 自己への配慮はなぜ大切なのか/2 ぼくたちは自由だろうか/3 人間に自由な意志はあるか──キリスト教の観点から/4 ぼくたちはなぜ悪いことをしてしまうのか/5  をつくのは悪いことだろうか/6 実存するとはどういうことだろうか/7 死について考えることにはどのような意味があるか/8 ぼくたちは死に方を選べるのだろうか/第3章 社会と世界についての問いと政治哲学/序 他者という謎/1 他者とは誰のことか/2 言語はどのように生まれたか/3 ぼくたちはなぜ働くのだろうか/4 人間はなぜ国の法に従うべきなのか/5 国家とはどのようなものだろうか/6 理想的な国家とはどのようなものだろうか/7 人間はどうして戦争をやめられないのか/8 ぼくたちはいつか平和を実現できるだろうか/注/あとがき/人名索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

3
理解の程は怪しいとはいえ、おおむね興味深く読めたものの、タイトルから想像するような哲学通史的なものではないのに、やや肩透かしを食らった感が。八つのテーマに沿った哲学史ということで、扱われている哲学者はかなり限定的。ただ、終盤の戦争をテーマにした章でヴェイユが取り上げられているのにちょっとびっくり。また、その章で男性原理に突き動かされて後戻りができなくなる傾向がある戦争を食い止めるには女性の声が必要的なことが書いてあるのが印象的。必ずしも好戦的でない女性ばかりとは限らないが、考えてみるべきかもしれない。2025/10/17

あに太

2
著者は哲学の進むべき方向が3つあるとし、まず世界がどうあるのかという存在論、次に自分とはなんだろうという倫理学、最後に他者との関係を問う政治哲学をそれぞれ平易な言葉で語っていく。哲学の歴史は長いので、一冊の本でそれを語り尽くすのは不可能であり、個々の哲学者の解説は薄くなってしまうきらいがある。この本で気になった哲学者の本や、その解説本に当たることで、更に知識を深めていくしかない。欲を言えば、ブックガイドがあれば良かった。高校の倫理の教科書より少し詳しい程度で、とっつきやすさはあったかな。2025/11/04

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