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内容説明
甲子園を沸かせてきた高校野球の「怪物」たち。高校生の時点で球史に名を残した選手たちは、プロ野球選手として大成功した者もいれば、高校時代ほどの成績を残せず引退した者、プロ野球の世界に入れなかった者もいる。甲子園で伝説を残した選手のターニングポイントはどこにあるのか? そしてプロでも活躍する選手たちが持っている力とはなにか? 名選手たちの甲子園の成績や飛躍のきっかけになった出来事の分析を通して、高校野球における「怪物」の条件と、変わりゆくスター選手像、球児たちのキャリアを考える。
目次
はじめに 甲子園の歴史は怪物たちの歴史
第一章 21世紀の「怪物」たちの正体
第二章 ポテンシャルと基礎能力
第三章 甲子園での「覚醒」
第四章 「通算本塁打数」と「最高球速」
第五章 「二刀流」の21世紀
第六章 球児のセカンドキャリア
おわりに 高校球児が「プロ以外の未来」を見据える時代へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
60
(2025-115)数年に一回「怪物」と言われる選手が甲子園を沸かす。21世紀の怪物たちをデータで示し紹介した本。七色の変化球を駆使したダルビッシュ有。大阪桐蔭の史上最高打者と言われる森友哉。夏連覇した田中将大。21世紀最高の優勝投手と言われる藤浪晋太郎など。彼らはプロでも素晴らしい活躍をしている。その一方では騒がれながらも、残念ながらその後伸びなかった選手も多い。その差に関する分析も興味深い。私がこれまでに凄いと思った怪物は清原・桑田のKKコンビ、松井秀喜、松坂大輔の四人かな。★★★+2025/08/07
Takashi Biwa
0
懐かしい名前がたくさん出てきて面白かった。特に、甲子園で活躍したのにプロでは大成しなかったりプロに行かなかった選手達の話が興味深かった。そして、最近の変化についての分析も。2025/08/15
jm
0
かなり面白かった。サイバーメトリックスのように、野球に統計学的アプローチをすることは常識となったが、それを高校野球に当て嵌め、天才と消えた天才の差はどこにあったのか?について客観的にアプローチし、甲子園の生む怪物の正体を数字で定義する内容。改めてNPBのレベルの高さや、高校生ゆえの成長曲線のブレ、さらに現代高校野球で求められている能力など実感しました。常葉菊川の町田、帝京の伊藤、中京の上野等、プロで輝かなかった甲子園のヒーローたちもセカンドキャリアで報われて欲しいなと思います。2025/07/28
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