軽自動車を作った男――知られざる評伝 鈴木修

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軽自動車を作った男――知られざる評伝 鈴木修

  • 著者名:永井隆
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • プレジデント社(書籍)(2025/07発売)
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  • ISBN:9784833425698

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内容説明

【内容紹介】
「自動車メーカーのない国に出れば、間違いなく一番になれる」
(人口世界No1)インドに自動車産業を興した「小さな巨人」

売上高5兆円の半分をインドで稼ぐスズキのカリスマ、鈴木修は2024年末鬼籍に入る。その壮絶なる94年のビジネス人生を追う。2度の倒産の危機、ガン罹患、GM,VWとの提携、そしてホンダ、トヨタ×ダイハツとの暗闘など知られざる歴史がいま明らかになる。

【著者紹介】
[著]永井 隆(ながい・たかし)
ジャーナリスト。1958年生まれ。群馬県桐生市出身。明治大学卒業。日刊紙「東京タイムズ」記者を経て、92年に独立。ビールや自動車などの企業活動をはじめ、組織と人との関係、人事制度、外国人労働者などをテーマに、新聞・雑誌・WEBメディアにおいて幅広く執筆活動を行っている。中でもビール産業については、東京タイムズ記者時代を含め、30年以上取材を続けている。主な著書に、『サントリー対キリン』『アサヒビール30年目の逆襲』『ビール15年戦争』『ビール最終戦争』『EVウォーズ』(以上、日本経済新聞出版社)、『究極にうまいクラフトビールをつくる キリンビール「異端児」たちの挑戦』(新潮社)、『移民解禁』(毎日新聞出版)、『ドキュメント 敗れざるサラリーマンたち』(講談社)、『キリンを作った男』(プレジデント社・新潮文庫)など多数。

【目次抜粋】
第1章 長い旅の途中で
第2章 終戦と鈴木道雄の教え
第3章 倒産の危機
第4章 失意のアメリカと復活のジムニー
第5章 成功の復讐
第6章 やる気
第7章 軽自動車を作った男
第8章 インド進出とHY戦争
第9章 ワゴンR
第10章 ホンダの「ゲット80」とB登録
第11章 トヨタ・ダイハツとの仁義なき戦い
第12章 人たらしの交渉力
第13章 終わりなき旅
第14章 最後の北牌
第15章 長男の社長就任とトヨタとの提携
最終章 下呂にて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あみやけ

36
静岡県の現代の偉人の一人ですね。日本の自動車産業の歴史も改めて分かりました。いかにして儲けるかなんでしょうけど、軽自動車はやっぱり日本にはあってるんでしょうね。ただ、これからはこんな感じの経営者も減るのでしょうか。豊田章男さんも読まないと。日本の自動車産業はどうなっていくのでしょうか?EVとどう折り合いをつけるのか。これからの時代はさらに環境への配慮が必要ですね。日本の技術と熱意に期待したいです。2025/08/13

toshi

8
鈴木修の半生の物語。 年代が行ったり来たりするし、同じエピソードが何度も出てきたりで、まとまりがない感じ。 あちこちに発表したものをまとめたのかな? 本書に何度も登場する本田宗一郎などエンジニアの物語のようにはあまり楽しめなかった。2025/08/03

トラッキー

1
スズキを世界で戦える自動車メーカーに押し上げた社長のお話。この方の生き様の中で、ポイントだと感じたのは2つ。 1.「ハートツーハート」人との繋がりを大切にした経営 2.どんなに小さなことでも、相手がどんな人であろうと、発言し、行動する。ただし、必ず筋を通し、礼を重んじる 会社経営だけでなく、働く全ての人にとって、成功の指針となるものを示してもらった。  2025/08/05

Arata Fujimura

1
昨日買った『軽自動車を作った男』を一気に読了。鈴木修氏の魅力的なキャラクターや興味深いエピソードがめっちゃ面白かった。先日"スズキ歴史館"を訪問して、SUZUKIの社史を漠然と理解した上で読めたのも良かったな。改めて訪問したくなった。40年以上に渡るワンマン経営は賛否あるだろうけど、この不確実性の高い時代には、鈴木修氏のように明確なビジョンを示してくれるリーダーが不可欠ではないだろうか。ビジネスは結局は人と人とのつながりだと思うので、「ハート・ツー・ハート」の精神をぜひ見習っていきたいと思う。2025/08/03

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