内容説明
※猫が怖い思いをする作品は、一つもございません!
猫×ホラーの書き下ろしショートショート集!
愛猫の死後、起きるようになった不思議なこととは(三津田信三「白猫と黒猫」)。
彼女の家の中に、まさか元カノの飼い猫が?(岡崎琢磨「瞳孔」)
社畜の私が、飼い猫と入れ替わった!?(上條一輝「かわりばんこ」)
その女は猫を飼っていた“はず”だった(澤村伊智「りこしゃん」)。
祖母の頼みを聞いた私に、その猫はひどく怒って……(神永学「猫の箱」)。
猫の可愛さと怪異の恐怖にひれ伏す、猫×ホラー25作品!!
●執筆陣
岩井志麻子、岡崎琢磨、小田雅久仁、尾八原ジュージ、伽古屋圭市、柏てん、上條一輝、神永学、北原尚彦、貴戸湊太、久真瀬敏也、香坂鮪、佐藤青南、澤村伊智、斜線堂有紀、高里椎奈、高野結史、高橋由太、土屋うさぎ、塔山郁、猫森夏希、林由美子、松下龍之介、三日市零、三津田信三
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
265
帯に【※猫が怖い思いをする作品はひとつもございません】とご丁寧に謳われている親切設計。蹂躙ですか。慎んでお受けしましょう。でも蹂躙されたんかいなぁ。されたんだろうね。最後の1ページで状況をひっくり返す25編。おーっ、そうですか。や、何でそうなるねん。ってものから……「?」と言うものもありました。怖オチだったのは柏てん著『あんこさん』かな。リアルでありそうで。でも次にすべき事はありそうですよ。フィクション設定で好きなのは上條一輝著『かわりばんこ』かな。オチの一言が良い。しかし色々不都合はありそうですよ。2026/08/31
Kanonlicht
63
『猫で窒息したい人~』に続く猫ショートショート第二弾。帯にあるように「猫が怖い思いをする」話はないにしても、猫が人に害をなすのは猫好きとしてはちょっと複雑。ということで、猫が怖くない「オレオ」「猫が鳴くと夜が来る」「箱の猫」がオススメ。純粋な怖さでいうと「チャチャがいない」が一番怖かった。2025/08/24
オセロ
58
良かったですね! 「猫で窒息したいミステリー」に続く今作ですが、あまり怖くないものから不思議な話もあれば、ゾッとするような怖いものまで。個人的に印象的なのは伽古屋さんの「雨の音。血の匂い。」かな。この作品らしさは殆どなかったけど(苦笑)2025/09/20
さっちゃん
50
総勢25人の人気作家による、猫×ホラーの書き下ろしショートショート集。「※猫が怖い思いをする作品は、一つもございません!」という帯の通り、猫は無事だけど人間は…。じっとりとしたホラーらしい作品からほっこり系や不思議系、クスリとさせられたりアチャーとなるものまで、実にバラエティ豊か。数が多いせいかオチがややかぶってしまったものもあったけれど、一編が短いのでスキマ時間にもオススメ。三津田信三さん、斜線堂有紀さん、土屋うさぎさんの作品が印象的。猫とホラーってやっぱり相性がいい。2025/10/14
ひさか
38
2025年8月宝島社文庫刊。書き下ろし。猫をテーマにした25編のショートホラーアンソロジー。メルヘンチックなものからかなり怖いものまであって、小田雅久仁さんのオレオなんかはキレイ。三津田信三さんの白猫と黒猫はどんでん返しが面白い。でも不気味でグロテスクな後味を残すものも結構あって、そういうのはちょっとかんべんです。と、多彩な猫ホラーでした。2026/08/25




