内容説明
注目の人類学者と在日三世ライターが語る!
自分の子供と異国の言語で話す文化人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツと言語、そして言葉で表現できないアイデンティティと身体感覚について語り合う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイティ
30
読むごとにどんどん良くなっていき、たくさん折り目をつけた。日本語が母語ではあるが、慣れないように努める在日三世の尹さんと、生活言語として日本語を使うイリナさん。とはいえ、その距離や存在感の複雑さについての話でなく、言葉と身体性を軸に互いが見ている世界について幅広くやり取りが展開する。本書のタイトルのフレーズが出てくる部分のイリナさんの手紙が、特に素晴らしい。はっきりした考えを率直に綴るイリナさんと、個人的な体験やエピソードを交えた持論を柔らかい言葉で表現する尹さん。期待以上に骨太かつ崇高な1冊だった。2025/08/19
cof
1
著者2人の他の著作を読んでいたため、その2人の往復書簡というのに興味を持って手に取った。ちょうど自分が仕事で台湾へ行く時に読んでいたので「自分の母語でない言葉で生活すること」に対する感覚が少しだけわかる気がした。また、ちょうど体調不良とも重なり、尹さんのご病気の時の話など、キリキリ痛むようであった。わかりやすい返信じゃないまま、ズレた感じをそのまま続けるのがすごく興味深かった。短い書簡集だが、いろんなことを考えながら長い時間がかかってようやく読み終えた。2025/12/19
ishida
1
2人ともそれぞれの肌感覚で感じたことを伝え合っていて、それはそれで良いのだが、なんとなく中途半端な気がしてしまった2025/10/08
yuyuCh
0
話が噛み合っているわけではないのに何かが生じている感じがあり目を切ることができなかった。いや、目は切っているのだけど、自分なりに断片を感じようとした。2025/10/22
mimei
0
イリナ・グリゴレの文章とモノの見方がやっぱりすき。言葉が、散文としてではなくて、身体とイメージ、光と音、植物や動物、痛みや速度、そういったものと直接に結びついている。わたしが普段使っている無意識の言葉ではなくて、意識的で、異質性を感じさせる。詩や音楽のよう。2025/10/19
-
- 電子書籍
- 異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一…
-
- 電子書籍
- リリーズ【タテスク】 第20話 タテス…
-
- 電子書籍
- 推しの彼女の成り上がり~不遇なヒーラー…
-
- 電子書籍
- 真似する女にキレそうです。 28巻 コ…
-
- 電子書籍
- プレミアCheese! 2017年2月…




