ふたりユースケ

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  • 電子書籍

ふたりユースケ

  • 著者名:三田村信行/大沢幸子
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 理論社(2025/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784652201930

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内容説明

〈生まれ変わり〉って信じる? 山間の町に引っ越したユースケは、2年前に川で溺れた神童ユースケの〈生まれ変わり〉と騒がれる。優等生と比べられ、まわりの大人たちに追いつめられるユースケは……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

21
神童と言われたユースケさんの生まれ変わりと町の人や周りの人に期待される顔だけそっくりのもう1人のユースケ君の話。自分は自分!周りの期待とかプレッシャーは、辛いね。何のために頑張るのか、見失ってしまう。友達とか従姉妹とか、助けてくれる人がいて良かった。2019/01/22

みー

9
小学5年生のユースケは、父の仕事の都合で田舎へ越すことになったのだが、そこで2年前に亡くなった「神童ユースケ」と瓜二つと言う事で、皆の期待を一身に背負わされることになり・・と言う内容なのだが、周りの大人・子供全てが、まだ幼い少年に「神童ユースケ」を重ねる姿に、気持ち悪さを感じた。(ユースケの親でさえ!)ユースケ少年も、周りの大人にマインドコントールをされているようで、これまた読んでいて、怖さを感じるくらい。最後は、丸く収まったものの、終始イライラした読書タイムだった。図書館本。2017/06/05

小6の哲ちゃん

3
★★★☆☆ 自分は自分のままが一番良いときづかされた!2021/10/08

ふう

2
神童ユースケの影がつきまとうユースケくんのようなケースはまれでも、他人の身勝手な期待に振り回されている子どもは多いのだろうと思います。テーマがいいだけに、長い台詞に頼りすぎた文と最後のいきなりのファンタジー要素が少し残念でした…。2017/05/19

ブブジ

2
児童書。かつて神童と言われた自分と同名の大川ユースケくんの存在により、周りの期待が余りに大きくなって自分さえも見失いかけてしまう小川ユースケくん。それでも最後は物分りのいい大人たちばかりで良かったね。児童書というより、この本を子供が借りてきたときに親に読ませたい一冊でした。2017/04/10

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