金沢浅野川雨情

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金沢浅野川雨情

  • 著者名:城山真一【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 光文社(2025/07発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334107161

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内容説明

金沢のひがし茶屋街で人気を誇った芸妓・なつ江が殺された。事件現場近くで目撃された水引細工店の女性や被害者と仲のよかった老舗料亭の料理人、贔屓にしていた和菓子店の店主、老人福祉施設の経営者……聞き込みを続ける金沢東署の小豆沢玲子は、誰もが抱える家族や後継者の問題、悩みにも寄り添いつつ、徐々に事件の核心に近づいていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

49
金沢のひがし茶屋街で人気の芸妓・なつ江が殺害され、捜査にあたる刑事の小豆沢玲子。現場近くで目撃された水引細工店の女性、老舗料亭の料理人、和菓子店の店主、友人だった老人福祉施設の経営者。中々心の内を見せない人たちが小豆沢に語る事実。明らかになった殺害犯と「浅野川雨情」に秘められたこと。ミステリーと言うより人情ものかな。面白さはまずまず、ちょっと長かった…。2025/08/19

TAKA

18
看守シリーズの城山さんの新作という事で期待が大きかったからなのか、ちょっと期待外れだった。刑事事件がメインなのか、人情物なのか主眼が定まっていない気がした。事件自体も特に意外性があるわけでもなかったし。触れたことのない金沢の雰囲気を味わえたからそれで良しとするか。2025/08/08

ひとまろ

4
金沢の地が舞台で著者が城山真一ならばハズレなし!と期待して読み始める。数ページ進んでから段々と世界観に入り込む。一話終えて、「あぁ~やっぱりこれは人情溢れる話だ」と確信。ミステリーあり、人情ありと読み応えたっぷり。小豆沢刑事が鋭い解釈の持ち主で物語に欠かせない主要キャラとなっている。転勤して別の地でシリーズ化とかされるなら嬉しい。タイトルと表紙で敬遠されてるのかな?ひょっとすると隠れた人気作になる可能性も秘めてる!?2025/08/08

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2025年7月初版。初出「ジャーロ」2024年1月~5月、9月~25年3月。作家生活十年での新境地。事件解決後の『第八章 浅野川雨情』が良かった。今後の著作が益々楽しみです。2025/08/06

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