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内容説明
家族全員を亡くした祖母が綴った記憶――それは、80年前の日本で本当に起きた出来事でした。
鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、祖母は飢えに苦しみ、家族全員を失います。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われた祖母は、50歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていました。大胆でユニーク、そしてどこか愛おしい――そんな“おばあちゃん”の生きた証を、孫の著者が徳之島での取材とともに辿りながら描く、コミックエッセイ『戦争さえなければ』。戦後80周年を迎える2025年夏、刊行。
【電子書籍限定!徳之島弾丸取材での、奇跡のようなエピソードを描き下ろしで特別収録!】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
9
電子版で読了2025/10/14
読生
4
付けられるだけの読み仮名ついてる。 小学生でも読めます。 でもそれぐらい読み仮名付けてる意味も、読んだらわかる。 ヘルストロンか…ちゃんと使えればきっといいものだと思うよ。 でも、やっぱり勧められたら信用しちゃうというか、押し切られちゃうというか、NOというの苦手なのね。 誰かが傷つくの見たくないから自分が傷つくんだなあ。 それも戦争の体験が生み出してしまった性格なのかな…。 必死で立ちまわって生きてきたんだな。2025/09/23
n-shun1
3
図書館で。徳之島生まれの女性の話。戦争により小学校を満足に通えず,53歳で夜間中学に1年間通う。そこで自分史を書く。その女性の死後,孫がコミックエッセイにする。戦争はそれを体験した人それぞれの記憶がある。それらの記憶を通して戦争を多面的に知ることの大切さ。戦争が大きな影響を及ぼすためエピソード化されやすいが,現代の人にとっても毎日の出来事や世の中の出来事に翻弄され,自分の意思ではどうしようもない悲しみを受け取り,生きているといえるなあ。2026/06/07
lululun
3
爆泣き2026/03/06
feu
3
祖母が書いた自分史を元に漫画化。子どもの頃に家族を亡くし、小学校も途中から通えなくなった。字が読めず、ずっと勉強したい思いはあったが、生活にいっぱいいっぱいでそんな余裕はなかった。夫が亡くなりボーッとすることが増えた頃、同僚に今こそ夜間中学に通うことを勧められ、53歳で入学。本を読みたい、高校にも通いたい、と希望を持ち、仕事を掛け持ちし、朝早くから弁当を作って子どもに持たせながら頑張って通うも、仕事と家庭と学業をこなすには難しく1年でやめることに。いつでも明るかった祖母の楽しいことなんてなかった子ども時代2025/11/12
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