内容説明
デモラリゼーションとは「意気消沈」のことである。この概念はICD-11にも収載され,軽症内因性うつ病とは異なるものである。この概念を理解しておくことで軽度の抑うつ病態に対する治療方針を考える際の指標となるだろう。デモラリゼーションの評価尺度の日本語版も掲載している。
目次
序文:古茶大樹
[理論篇]
1.デモラリゼーションとは何か:玉田 有
2.うつ病とデモラリゼーション―精神療法と薬物療法の効果から比較する:大前 晋
[実践篇]
3.緩和ケアにおけるデモラリゼーション:中川東夫
4.リエゾン領域で出会うデモラリゼーション:安井玲子
5.慢性うつ病・統合失調症とデモラリゼーション:越膳航平
6.自閉スペクトラム症者のうつ状態を再考する―デモラリゼーションという視点:佐々木雅明
7.公立学校教職員にみられるデモラリゼーション:秋久長夫
8.復職支援プログラムとデモラリゼーション:久山なぎさ
9.デモラリゼーションをきたした人のケア―看護師の視点から:林田由美子
10.患者および支援者への心理支援:舘野由美子
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