ブルーバックス<br> 原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで

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原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで

  • 著者名:山田克哉【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 講談社(2025/07発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065402719

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内容説明

凄まじい破壊力はどこから生まれるのか?
終戦80年、ロングセラーの最新決定版。

核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月──。
物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか?

「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。
しかも、莫大なエネルギーを放出しながら──。
1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。
物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。
多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。
近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。

〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか?
世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。(「はじめに」より)〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

61
本書は、「はじめに」にて、〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか?世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。〉と語られている。その問い掛けはいい。2026/01/07

kamekichi29

8
原子爆弾の投下までの歴史。核分裂の科学史的な感じもする。爆弾として利用するための仕組みの話や、原発での利用の関連などの話もあって、参考になる。2026/03/12

aki

6
満足度の高い長編ノンフィクションだった。全体の半分くらい核分裂の説明があるので、原子爆弾の仕組みの解像度が高まる。  それにしても原子爆弾の破壊力は凄まじい。現代の核弾頭は一体どれほど威力があるのだろう・・・。2025/11/09

どさんこ

5
投下から80年目のこの日に読了した。同じ話が何度も出て来るのが少しうるさい。しかし、開発過程についての説明は、実に分かりやすい。それにしても、よくも短期間で完成することができたものだ。アメリカの資金力と、開発に携わった多数の天才達とが成し得た成果に驚く一方、人間の欲望の恐ろしさに戦慄する。2025/08/06

松本ポン太

4
著者は米国留学で原子炉工学を専攻した物理学者であり、かつ学生時代から原爆被害に心を痛めていた人だけあって、原爆被害の実態だけでなく、量子力学・核物理学・原子炉工学の理論、マンハッタン計画の経緯や投下に至る米国の地政学的背景まで幅広く描かれていました。数式は少ないものの図も少なく説明はかなり重厚かつ冗長で、この大著を読み進めるのには難儀しました。ドイツ降伏後も開発と日本への投下が進められた歴史的経緯には複雑な思いを抱きました。科学技術の凄まじさと同時に、人類の危うさも強く感じた一冊でした。。2026/05/14

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