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内容説明
社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。
気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書!
【目次】
第一章 社会運動とはなにか
第二章 集合行動論
人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ
資源と組織が運動を制する
第四章 政治過程論/動員構造論
既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
第五章 政治的機会構造論
政治の側の「聞く耳」を計測する
第六章 フレーム分析
社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
第七章 新しい社会運動論
マイノリティによる私的な領域を通じた運動
第八章 社会運動と文化論
資源でも組織でも政治的機会でもなく
第九章 2000年代の社会運動論
MTTの理論と経験運動論
第十章 社会は社会運動であふれている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
17
社会運動論の理論的展開をたどる本。社会学の理論の面白さをガッツリ伝えてくれる。順を追って理論を取り上げているので、その理論のどこに問題があるとされて新しい理論が生まれたのかがよくわかる作りになっている(その「新しさ」というのも時に問題になるのだが)。そしてどんな小さなことで社会を変える動きを社会運動と見なすと、社会運動の範囲は私が思ってたのよりもずっと広いようだ。たとえばTwitterでの炎上なども社会運動としての面があるという。2025/07/26
sk
4
社会運動論をコンパクトに2025/07/27
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