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内容説明
社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。
気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書!
【目次】
第一章 社会運動とはなにか
第二章 集合行動論
人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ
資源と組織が運動を制する
第四章 政治過程論/動員構造論
既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
第五章 政治的機会構造論
政治の側の「聞く耳」を計測する
第六章 フレーム分析
社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
第七章 新しい社会運動論
マイノリティによる私的な領域を通じた運動
第八章 社会運動と文化論
資源でも組織でも政治的機会でもなく
第九章 2000年代の社会運動論
MTTの理論と経験運動論
第十章 社会は社会運動であふれている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
97
社会学の中に社会運動論という学問分野があることを初めて知る。集合行動論/資源動員論/政治過程論などの数々の学説を、若き研究者が、思いを込めて解説してくれたことに敬意を表したい。ただ、私にはよく理解できなかった…。そもそも「社会運動」の定義がしっくりこない。デモなどの行動だけでなく、労働組合も、SNSで声高に叫ぶ人も、創価学会の活動さえも「社会運動」と言うのなら、それらを包括した「社会運動論」に意味があるのだろうかと。読了した上で、まだこんな疑問を発するようでは、著者に対し申し訳ない気持ちでいっぱいである。2025/09/27
007 kazu
28
社会運動と呼ばれるものの方法・動機・システムなどに焦点をあてた「社会運動論」の進化・変遷と現在地の解説。極めて分かりやすく、「新書たるもの」のお手本とも思える構成と文章力。すらすら読めた点ではよかった。その変遷の在り方としてはありがちで運動の背景にある文化や感情という議論に。確かにそこまで踏み込まないと深みが出ないのだが、学問として体系類型化するにあたり、「反原発」「カスハラ」を訴える運動等々を同じ土俵で論じるのはなかなか難しいテーマと感じた。(続く)2025/11/19
よっち
26
デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。1960年代から2000年代までの社会運動の歴史をたどり、そこから現代を考察する1冊。社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず変えた人たちがいる。社会運動とはどういうものか。怒り・不平・不満から始まり、フリータイダー問題から資源動員論へ、既存の繋がりや政治側の動向、政治の側の聞く姿勢、社会運動の伝え方や受け取り方がどう変わり、新しい社会運動が生まれたのか。その範囲はなかなか広くて、今のSNS活動の根底にも通じるものがありますね。2025/08/07
タカナとダイアローグ
22
甲子園で問題渦中にある広島広陵高校を社会運動の一つとしてみている。SNSの普及という契機があって、暴露、憶測による中傷が広がっている。時代によっては裁かれもしない「先輩によるシゴキ」が令和には問題になる。寮生活でのカルトじみた情報遮断や指導者との生活も問題。本書のなかでは、フレーム分析が最も印象に残った。カスタマー・ハラスメントというフレームを経て、社会運動になる例。似たように、ブルシット・ジョブというフレームができることで、問題の分析がしやすくなるみたいなことを連想した。本の内容は難しいです。でも読む。2025/08/11
ドラマチックガス
17
学問としての社会運動論の超入門書。とてもわかりやすいし、むむっと思ったときにはすかさずわかりやすい具体例が提示される。きっとこの方はわかりやすい授業をされるのだろうなとしみじみ。あとがきに学界のハラスメント体質のことが。最近、自著でハラスメントの告発をするケースをいくつか見かける。著者が女性だということもあるのかな。撲滅されますように。2025/10/28
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