内容説明
被ばく国家・日本で核の非人道性を考える
原爆投下から80年、福島原発事故から14年。被害はいまだ続く。日本政府はアメリカの「核の傘」のもと核抑止を求め、原発推進へ舵をきる。日本の知を体現し、反核・軍縮を呼びかけてきた「七人委員会」による討議の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
49
核兵器廃絶は、世界平和のために必要だよね。という国民世論を日本政府は無視し続けている。東日本大震災から14年半、各地の原発の再稼働を当然のように進めようとしている今、本書のタイトルは核兵器や原発の危険性を「非人間性」という言葉で断定する。内容もしかり。いかに為政者が目先の「国家の安全保障」や「国益」を優先して、原子力の脅威に目をそむけているか。使用済み核燃料の処理も見通せないし、廃炉にする原発の経費や工程、所要年数なども算段なし。これでは、後々の世代に美しく豊かな環境も温かいコミュニティーも残せない。2025/09/15




