文春文庫<br> 螺旋墜落

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文春文庫
螺旋墜落

  • 著者名:キャメロン・ウォード【著】/吉野弘人【訳】
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • 文藝春秋(2025/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923952

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内容説明

墜落まで60分。
タイムループが尽きる前に
大惨事を食い止めろ。

英タイムズ紙
2024年度ベスト・スリラーに選出!

一気読み以外ありえない
ノンストップ航空SFサスペンス!

数学教師チャーリーの乗った旅客機は午前0時に墜落、乗客乗員は死亡した。
だがチャーリーは23:00に目を覚ます。そして機は再び午前0時に墜落した。
次に気がつくと時刻は23:01。彼女はタイムループに囚われたのだ。
墜落を阻止できるのは彼女ただひとり。
だが失敗のびにループ開始が11:02、11:03、11:05、11:08と繰り下がってゆく――。

英タイムズ紙〈2024年度ベスト・スリラー10選〉に選ばれた傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

66
ロンドンからロサンゼルスへ向かう航空機にシングルマザーのチャーリーがいた。到着まであと2時間という午前12時、300人を乗せた同機が突然墜落する。が、次の瞬間チャーリーが目覚めると時計は午後11時1分を指していた。タイムループは繰り返され、そのたびに彼女が目覚める時刻は墜落時間に近づいていき、チャーリーは墜落の真相に迫っていく。タイムループではケン・グリムウッド『リプレイ』という面白本がありますが、本作は機内という密室サスペンス、それも読み終わってみれば愛にあふれた物語でラストでは思わず目が潤みました。2025/11/20

tosca

40
まさに墜落する旅客機、でも次の瞬間59分前の機内に戻っている。何度もループを繰り返す旅客機内で何が起こっているのか。なんて面白そうな話だろうとワクワクして読み始めた期待はすぐに裏切られ、成人した息子に対して子離れができない母親と、アホな息子の不愉快な話が延々と続き、何を読まされているのかと苦痛になる。何とか我慢して読んでいたら、ラスト100頁弱の面白い事、ここからは一気読み、ここだけで良かったんじゃないか。アホ息子は許容範囲を超えるアホなのでサクッと纏めてループの話をもっと詳しく書いてくれれば良かったのに2025/09/27

ぽてち

33
深夜0時に墜落するジャンボ・ジェット機に乗っていたチャーリーは、同じ時間を繰り返していることに気づく。彼女の息子セオはこの機の副操縦士で、彼の命を救うためにチャーリーは真相を突き止めようと躍起になるが……。 よくある設定のループもののスリラーで、現在進行中のチャーリーのパートとセオの過去が交互に描かれることで、徐々に真相が明らかになっていく。ループの開始時間はある法則に則って少しずつ遅くなり緊迫感を増す。ループの謎解きよりも家族の絆を描いた家族小説に重きを置いているように思った。2025/08/04

しゃお

32
タイムループもののサスペンス。息子との仲を修復するためにチャーリーという女性が息子が副操縦士を務める飛行機に乗るも何度も墜落を繰り返す様子が、フィボナッチ数列を絡めてタイムリミットサスペンスの要素も強めているので緊迫感高まります。どうすればループから抜け出せるのか経験した事から必死に考えトライしていく様子が面白い。一方で語られるチャーリーの息子セオの父親探しの部分が弱いのが勿体ない。父であるローガンのバックグラウンドも知りたかったな。とはえい母の息子に対する愛情の強さに思わずウルッときた場面もありました。2025/08/02

pulp

16
ここ数年で読んだ海外エンタメの中でも、もう笑っちゃうくらいの、トップクラスの駄作。キャラクターの薄っぺらさ、ご都合主義の設定、ここまでヒドいと逆に人に勧めたくなる。ホントにヒドいから読んでみて。2025/07/19

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