工場大ずかん つくりかたしり隊がいく！

著者名：うえたに夫婦

偕成社（2025/06発売）

• ISBN：9784034374702

内容説明

ものを作る現場は、なにからなにまでおもしろい！

つくりかたしり隊たちが1つのものができるまでにせまり、紹介する絵本です。材料のひみつ、製造する機械のすごいポイント、工場の俯瞰図など、見たいこと・知りたいことがたっぷりつまっています。一部をコマ割り漫画で表現し、探し絵もできる楽しい1冊。えんぴつ、ポテトチップス、歯ブラシ、10円玉、牛乳、ビー玉、けんばんハーモニカ、くつした、絵本、ぜんぶで9種類のものができるまでをお見せします！

著者は理系イラストレーターのうえたに夫婦。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

表紙絵に魅かれて読みました。うえたに夫婦、初読です。著者が実際に取材しただけあって、リアルで解り易い内容となっています。くわしい工程+工場の俯瞰図で、「ものができるまで」の全部が見られる仕掛けです。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000026693.html

2025/02/05

[koji]

大人も大いに楽しめまる絵本。本のレベルはとても高く、ディテールまで木目細かく描きこまれた絵、的確な言葉遣い、大人と子供が寄り添ってわいわい言いながら読むと、発見がいっぱいありそうです。作者のうえたに夫婦、恐るべし。注目してみます。さて、取り上げられた製品は、えんぴつ、くつした等身近なもの。一つあげると、鉛筆。協力した北星鉛筆さんは、HPでも積極的に公開していますが、私も一度訪問させて頂いたことがあります。驚きは、4段重ねの長い長いベルトコンベア。乾燥ラインです。日本人の巧みが詰まっています。良書、おすすめ

2025/06/24

[Eri]

娘中1図書館。 寝る前に娘と一緒に読みました。 「おかあさんと一緒に読むのって楽しいねえ」と言ってきましたが、小1じゃなくて中1だぞ！？と思わないでもない…… まあ、そう言わせるほど楽しい本でした。 つくりかたしり隊の面々も、それぞれに個性があって面白い（イエローは食べ物ばっかり行ってる！）し、細かくも見やすい絵柄で楽しいです。 もっと社会見学や工場見学があればいいのになぁ……

2025/06/24

[遠い日]

さすが、うえたに夫婦の本だけあって、本格的な工場見学をしているような気分に浸れます。細やかな描き込みが楽しく、見応えがあります。工場とはなんとよくできているものでしょうか。毎土曜日、NHKの「探検ファクトリー」を見ていますが、そこで感じる気分の高揚と同じものを感じました。牛乳工場と製本工場に行ってみたいな！

2025/05/25

[永都ルツ]

6歳の孫が喜んで見てました。

2025/08/10