内容説明
聖書には全編にわたって「食」のテーマが繰り返し象徴的に描かれている。
禁断の木の実、捧げ物、断食、そしてパンと葡萄酒―
聖書に描かれた〈食〉の意味を原語から解き明かすとき、通説の裏に隠された真実が姿を現す。「食」からキリスト教の本質が見えてくる知的興味溢れる書。
【まえがき】より
聖書を、日本語や英語で読んでいたときに感じた疑問点を中心に、原典であるヘブライ語やギリシャ語で解き明かしていくと、疑問が解消されました。
その後、聖書全体を、「食」という視点から見ていくと、神学の全体構造が明らかに浮かび上がってきたのです。
それを「食の神学」と題してまとめたのが本書です。
【著者】
櫻井 圀郎(さくらい くにお)
〇現職: 宗教法および宗教経営研究所・所長教授、宗教に特化した司法書士・行政書士・海事代理士・社会保険労務取扱・出入国管理取次・著作権相談員・リスクマネジメントアドバイザー・災害対策コーディネーター・犯罪被害者支援員、「法と神学」のミニストリーズ・牧師、日本長老教会・神学教師、ほか。
〇元職: 東京基督教大学・教授(法学、組織神学、弁証学)、共立基督教研究所・所長、東京基督神学校・講師(契約神学、人間論、弁証学)、宗教法学会・理事、宗教法人審議会・委員、ほか。
〇学歴: 名古屋大学法学部、名古屋大学大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、フラー神学校神学高等研究院(組織神学専攻)、高野山大学大学院(密教学専攻)、ほか。
目次
まえがき
第一章 天地創造と食物
第二章 罪の人間と食べもの
第三章 社会生活と食物
第四章 信仰と食べもの
第五章 基督と食べもの
あとがき
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