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内容説明
劣等感を乗り越えようとする努力が、逆にあなたを苦しめていた――。本書は、「生きづらさ」の根っこにある劣等感に、やさしく光をあてる一冊です。多くの人を苦しめる劣等感の正体とはいったい何なのか? そして、劣等感とはどのように向き合い、癒していけばいいのか? そのすべてが、本書で解き明かされます。著者の長年のライフワークである、劣等感研究の集大成ともいえる本。 (主な内容)●劣等感はなぜ深刻化するのか ●自分を見失って、他人の中で生きている人 ●幸福とは、自分の欠点の解釈の仕方次第である ●仕事依存症は子ども時代に作られる ●幸せに生きていく力を取り戻す etc.「劣等感の原因は、成長期の不安定性愛着である。小さい頃の愛着人物との関係が不安定なことである。小さい頃から信じられる人がいない、つまり人と心がふれあえないことがその根底にある。『劣等感なんて誰にだってある』などと簡単に考えている人が多い。劣等感はそんな生やさしいものではない。自分の人生を地獄に追いやるのが劣等感である。しかし劣等感の原因を正しく理解し、正しく対応すれば、必ず天国への門が開かれる」(本文より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
47
生きづらい。誰かといても孤独を感じる。どれもこれも思い当たることが多過ぎて…一章一章が刺さった。昔からその傾向はあったけれど、実感したのは学生の頃仲間と楽しくUNOをしてる時、フッと淋しいと感じたこと。この本を読んで納得。分かっていたけど、私はやっぱり劣等感の塊が具現化して「人間」として存在していたみたいだ。“劣等感から優越を求める”認めたくないけど、その傾向はある。優越が叶わず満たされなければ“変わってる”に価値を見出そうと評価から逃げる。あぁ我ながら性格悪い!それを改めて理解しただけでも良しとしよう!2025/08/06
ねころびん
2
最近の自分は無気力で憂鬱な日々を過ごしている。その原因は、自己実現を先延ばしにし、ツケを払わずに生きてきたことかもしれない。劣等感や不安は、人とのつながりを断ち、孤独へと導く。大切なのは「自分の人生を自分が選んだ」と思えること。小さなことでも毎日続けること、好きなことを我慢しないこと、「べき」に縛られないことが、心の健康につながる。幸せは結果ではなく、過程にあるのだと思った。2025/08/03
津見佐飛
0
劣等感を強く抱く人ほど、自分より劣る人と比較して優越感にこだわり強く浸りたがる。ほとんどが劣等感に気付かず無自覚にやっていて、より劣等感にとらわれる地獄へ突き進んでしまう。幼少期の両親、とりわけ母親との接し方も強く影響しているらしい。脱却には、気付くこと、赦すこと、受け入れること。2025/07/13
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