光文社文庫<br> モノクロの夏に帰る

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光文社文庫
モノクロの夏に帰る

  • 著者名:額賀澪【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 光文社(2025/07発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334107000

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内容説明

戦時中のモノクロ写真をカラー化した『時をかける色彩』という写真集が刊行された。戦争を知らない二十代の書店員がそれを店頭に並べたことで、世界が少しずつ変わり始める。セクシャルマイノリティの書店員、保健室登校の女子中学生、家族に引け目を感じるテレビディレクター、アメリカと福島からの転校生たち……若い彼らを後押しする感動の青春小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
戦時中のモノクロ写真をカラーにした写真集が刊行されて、祖父母ですら戦争を知らない20代書店員がそれを店頭に並べ、やがて少しずつ世界が変わり始める連作短編集。写真集を推す書店員が抱える同居人や実家への想い、前向きに保健室登校する中学生、ワーカホリックのテレビマン、アメリカから来た少年と福島で生まれ育った高校生の邂逅。同じものを見ていても、その立ち位置が変わればいろいろなものの見方や考え方があるのは当然で、それぞれが目をそらさずにしっかりと向き合って、導き出していったその答えはかけがえのないものに思えました。2025/07/09

なみ

10
戦時中のモノクロの写真に色がついた写真集『時をかける色彩』をめぐって、様々な立場の人たちが戦争に思いを巡らせる連作短編集。 世代や性別は異なるものの、各短編の主人公の成長や変化がしっかり描かれているところがすごく良かったです。 特に第四話の『Remember』では、生まれた場所や環境の違いによって、見えるものが変わってくるという事実にハッとさせられました。 説教臭さや押しつけがましさのようなネガティブな印象もまったくなく、登場人物たちの言動を通して、色々なことを考えさせられる作品です。2025/08/26

こばゆみ

8
戦争に関する1冊の本を巡る、様々な人たちのお話。特に終盤、父親がアメリカ人の男子高校生と、震災をきっかけに福島から移住してきた同級生の交流の話は、ずっしりと重たくいろいろと考えさせられた。著者は綿密な下調べを基にこのお話を書き上げたんだろうな〜と感心してしまうくらい、みっちり戦争が詰まった1冊だった。2025/07/29

Nobuko

6
まさに今日8月6日に読むべき本でした 「時をかける色彩」という本を軸に様々な立場から語られる戦争 広島の平和教育知らなかった2025/08/06

TOMTOM

4
読み終えた感想は帯にある「感動の青春小説」て言葉のセンスのなさに脱力。そうやって感動を押し付けていないだろうか、感動とは個人の心から湧き上がるものだろうが、とツッコみたくなる。正直、そんな括りでまとめてよい本ではない、と。物語は、太平洋戦争時代のモノクロ写真をAIを使ってカラーにした写真集から始まる短編連作集。登場人物は多様で、それぞれに何かしらの後ろめたさを持っている。それが一話の中で昇華されるわけではないけれども、自然と涙がこぼれる。久しぶりに多くの世代の人たちに読んでほしいと思わされた一冊でした。2025/07/17

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