内容説明
「なんとなくだるい」「動けないほどツライ日がある」「頭が重い」「集中力が続かない」「息がしづらい」「動悸がする」――
病院で検査しても「異常なし」と言われるけれど、いつまで経ってもスッキリしない。
実はこれらの症状、“気づかぬうちのコロナ後遺症”かもしれません。
本書の著者・平畑光一医師は、コロナ感染後に体調を崩し、長く苦しむ人々を数多く診てきた専門医。
彼のもとには、「まさか自分が」と驚く患者が後を絶ちません。
コロナ後遺症というと「重い肺の病気」「特殊な症例」と思われがちですが、
実際には私たちの日常にひそむ“よくある不調”の顔をして現れるのです。
この本では、
コロナ後遺症にありがちな「見逃されやすい症状」
なぜ検査では異常が出ないのか
どんな人がなりやすいのか
どうやって回復をめざせばよいのか
を、平畑医師の臨床経験をもとにやさしく解説。
また、平畑医師の治療で抜群に効果を上げたという「セルフケア」も紹介しています。
「流行時、コロナに感染したけどそれは治ったはず。でも最近、なんだか調子が悪い…」
そんなあなたにこそ読んでほしい、
“もうひとつのパンデミック”に気づくための一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
朗読者
23
コロナ後遺症は恐ろしいです。家族がコロナ後遺症に苦しんでおり深刻です。平畑先生のことは2年前に知って、書かれていることはほとんど読んでいましたが、それらを整理して出版していただいたので、わかりやすくなっていました。ただ、症状も効果のある対策も多様で、個人の特性への依存が高すぎて、結局は色々試して自分にあった対策を見付けるしかないようです。寛解までの道のりは遠いです。「良いことノート」は気休めになるのかもしれませんが、健常な人が読むととても寂しいです。2025/12/21
乱読家 護る会支持!
3
⚫︎コロナ後遺症の定義は「コロナ発症から3ヶ月後の時点で症状があり、少なくとも2ヶ月間症状が続き、他の疾患では説明出来ないもの」。 ⚫︎症状は、テレビのリモコンすら持てないぐらいの倦怠感が続く。検査では異常が出ないのに、身体のあちこちが痛む。気分の落ち落ちが続く。思考力が低下する、など。 ⚫︎ワクチン接種後遺症群は、症状などがコロナ後遺症とよく似ている。。 よく「新型コロナは風邪みたいなもの」との風説が流れましたが、全然違うようです。 新型コロナには2回罹りましたが、後遺症なく過ごせていることに感謝です。2025/10/22
言いたい放題
0
斜め読み2025/10/27




