内容説明
混迷の時代のビジネスパーソン必読!
中国歴史小説の第一人者である著者が、組織のリーダーを人相、言葉など様々な観点から分析した貴重な一冊。
解説は吉川晃司さん。
単行本 1992年2月 海越出版社刊「会社人間上昇学」
文庫版 1996年4月 文春文庫刊
文庫新装版 2025年7月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
coldsurgeon
4
歴史を学ぶ、とくに古今の文献を読み、その内容を理解しようと努めることの重要性は今更言うまでもないが、それにより生み出される力の魅力を、縦横に語り、おもしろい。現在の日本には、中国・宋王朝の時代のように、学問を昇官発財(出世と金儲け)の手段とみなす雰囲気があるという。さらに経済という言葉が「経世済民(世をおさめ民を済う」の短縮形であることを忘れている社会でもある。歴史からわずかに発せられる暗号を受信できる現代人は少ないので、著者のような高感度な人による歴史物語が、必要なのであろう。2025/11/20
n-mochizuki
3
読了して気づいたのですが、この本は1992年に刊行された書籍の新装版だったんですね。30年超、時が経過しているにも関わらず、全く色褪せず今の時勢を語ってる気すらするのは驚愕です。宮城谷さんの著作は殆ど読んできたと思ってましたが、まだまだ自分の勉強も足りないと感じつつ、歴史を知っているからかける不朽の作だなと思いました。2025/08/27
としき
2
中国の歴史小説を語るにはこの人(宮城谷昌光)をはずせない。我々はどんなに頑張っても確実な未来など予測することはできない。しかし、過去は振り返ることが出来る。何か壁にぶち当たったとき、AIに聞けばひとつの答えを導き出すのかもしれない。しかし壁にぶち当たった時の対応方法は決してひとつではないはず。先人から学べば答えはなくてもいろんなヒントを得ることが出来る。時と場合により、その人それぞれにより求めるものが違う。ならば数多くの先人に学ぶ方が、それぞれの道しるべが導きだされるのではないか。歴史は必ず繰り返すから!2025/09/24
モビエイト
2
中国の歴史上の人物と日本の経営者等と比べているという事は、歴史を学べばいつの時代でも同じ事が行われているという事がわかるし、悩みも同じなんだと思いました?2025/09/13
えで
2
日本や中国の様々な時代の人物を通して、歴史から何を自分のものにするかが書かれている。書きとどめておきたい個所がたくさんあった。 現在の国内、国外様々な問題についても歴史から学べばどうすべきか、根本の大事なことは何かに沿って考えれば見えてくるはず。自分自身がそうやって探求し続ける姿勢を持ち続けることが肝要だと思った。 学ぶだけで満足せず、今の目の前の課題にどう立ち向かっていくかを考えることで歴史を活用できるのではないかと感じた。2025/08/21




