内容説明
オールドメディアはなぜ信用を失ったのか?
追及・糾弾一辺倒ではなく、ときに相手を思いやり、事件や騒動の当事者たちの胸の内を引き出す鈴木エイト――。
取材者でありながら当事者となることへの責任をまっとうし、自らの使命と向き合う覚悟を日々忘れない。
そんな鈴木エイトの作品は「私小説」ならぬ「私ノンフィクション」と評される。
さまざまな会見で「NG記者」となりながら真実を追い続ける著者が独自の取材手法をはじめて明かし、この時代の報道の問題点、ジャーナリズムのありかたを模索する。
選挙、宗教、企業不祥事、そして見落とされる深刻な医療問題「HPVワクチン」騒動の実相など、混乱・錯綜する情報のなかで新聞、テレビの報道が伝えない真実、ネット配信が歪めるいまの社会の病巣を明らかにし、本当に知るべき日本の深層を明らかにする。
(目次より)
第一章 独自の取材手法
第二章 選挙取材と影響力
第三章 カルトと政界の関係を追及
第四章 もうひとつの命題
第五章 メディア出演とトラブルへの対処
第六章 会見取材
第七章 ジャーナリズムとは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
146
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。鈴木 エイトは、TVでよく観ていますが、著作は初めてです。ほぼ想定内の内容、今だから言えるサプライズが欲しかった。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004113692025/08/16
どら猫さとっち
13
今最も注目を集めるジャーナリスト・鈴木エイト。統一教会、旧ジャニーズ、フジテレビと、数々の事件や問題に勇敢に挑み続けるものは何か。それが本書で語られている。記者会見で起きたこと、マスコミの裏側から、取材の心得など、ジャーナリストのあるべき姿が余すことなく書き綴る。NG記者と言われつつ、タブーをものともせず挑んでいく。異端でありながら、本流を歩んでいく著者のジャーナリズムに、本来のマスコミの在り方を呈した気がする。2025/09/07
ぷくらむくら
5
この人がいなかったら未だに統一教会と政治との関りは闇の中にあったのではないか。「思う壺」論を含め、考えるべき指摘がきちんと押さえられていると思った。2025/10/21
ミレド
3
統一教会の取材で有名な鈴木エイト氏が、どのように取材をされてきたのか知ることができました。HPVワクチンの薬害訴訟については、成り行きを全く知らなかったので驚きました。今後、裁判がどうなるのか注目しておこうと思います。2025/08/17
Kazuo Ebihara
3
統一協会問題や、旧J事務所問題、子宮頸がん、HPVワクチン訴訟などを長期間にわたり取材し、記事にして来た著者。 本書では、体験に基づく取材手法、取材相手とのコミュニケーシュンの取り方、トラブルへの対処法から、ジャーナリズム論にまで語られている。旧ジャニーズ事務所問題では、NG記者リストに名を連ねた鈴木だが、紳士的な態度で、相手の信頼を得ることを心掛け、糾弾や批判だけを声高にするのではなく、時には相手を褒め、話を丁寧に聴く姿勢が意外だった。7つのテーマ、章がどれも短く、もっと突っ込んだ話が読みたかった。2025/07/16




