内容説明
戦後65年,本土防衛の捨石とされた沖縄ではいまも日常的に戦没者の遺骨が発見されている.那覇新都心など,再開発の進むかつての激戦地跡から偶然掘り起こされた日本兵の遺骨・遺品は,私たちに何を問いかけているのか――.普天間移設問題に揺れる沖縄で,遺骨収集の現場をおさめた写真30点と「骨」「戦後」をめぐる論考集.
目次
骨に呼ばれて………比嘉豊光
珊瑚のカケラをして糺しめよ………仲里 効
熱狂の夏の足下に………新城和博
ある“一兵卒”女性の戦中・戦後………宮城晴美
六五年目の黄泉がえり………西谷 修
「戦死」を掘る――沖縄における遺骨収集の現在的展開………北村 毅
無数の罅(ひび)割れと襞(ひだ)に向かって………小森陽一
写真撮影地一覧
沖縄本島中部の主な日本軍陣地,住民避難壕地図
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