内容説明
「これから地獄の授業を始めます」
記憶から消される子がいる。
毎年〝出る日”は決まっている。
校内で神隠しが起きている。
現役高校教師が語る
生徒や親には言えない学校のウラ怪談!
異動がある先生だから断言できること――「怪談のない学校は、ない」
◎1時間目 学校に棲みつくモノ
「カミくん」
東北の小学校に棲みつくこの世のものではない子。
神と霊の間の存在と言われるが、本当の正体は
◎2時間目 異界と繋がる学校
「七階の多目的トイレ」
異世界と繋がってしまう定時制高校のトイレ.
別の場所からワープしてきた者が中に…
◎3時間目 憑かれる子どもたち
「卒アル注意」
卒業アルバムの最後に書き込みをしてはいけない。
謎のルールに隠された戦慄の怪異とは?
◎4時間目 学校で起きた怪奇事件
「はきだしいし」
石に触りながら負の感情を吐き出してごらん。
校長が校庭に用意した灰色の石はやがて呪物に…
◎5時間目 先生たちの恐怖体験?
「プールからの物音」
線路沿いに立つ学校。
プールの施錠に来た先生が見た恐ろしい光景とは…
朝礼から終礼まで、七不思議どころじゃない学校怪談43!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
62
実話怪談集。やっぱり学校と怪談は相性がいいというのを再確認。特に本書の場合、昔流行した学校の怪談を連想させるような話ばかりで、読んでいるととても懐かしい気分に浸る事が出来る。収録されている話も使われなくなった焼却炉に異界に通じるトイレ、出没する様々な怪異と、割と学校怪談に共通するモチーフが多いから余計に懐かしさを感じるのかも。怖いというよりもノスタルジアに溢れた作品群で、一定の年齢以上の人間にはとても刺さる内容となっていました。あの夕暮れ時に誰もいなかった校内を一人歩いている、あの感覚が蘇るような…。2025/07/21
CPT
8
オカルトが大好きなので、定期的に摂取したくなる。最大の驚きは筆者がモヤイ像の著作権を持っているというあとがき......インタビューぽい感じなので、臨場感がイマイチ欠けているかな?ただ汚いトイレが無くなり、生徒がスマートフォンを持つようになった学び舎、アップデートされた学校の怪談は興味深い。2025/07/10
華形 満
7
図書館夏のホラー特集で気になったのだが、いざ読んでみると古典的学校怪談の焼き直し集といった趣。それでも幾つか紹介されているパラレルワールドの話は興味深い。よく聞く東北の杉沢村伝承や各地にある桃源郷、あるいは電車に乗っていたら別次元の駅に居た等の話とリンクする。個人体験なので集団ヒステリーとも決めつけられず、こうした事例は実際にあるのだろうと思わざるを得ない。2025/09/09
Yuuki Kushima
3
図書館の新書コーナーにあったので借りてみました。モヤイ像の制作者のお孫さんだそうです。よくある怪談話が多かったかなという感想でした。2025/12/19
エル
3
学校が舞台の怪談。学校だといかにもありそうだなあという感じの話が多い。ただ、いくつかパラレルワールドの話があるのが気になった。学校とパラレルワールド、結びつかなさそうなんだけど、学校自体が結界だと思えばそういう世界に誘われるのもアリかもしれない。とても読みやすく一気読み出来た。2025/11/11




