沈黙の咆哮

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沈黙の咆哮

  • 著者名:貫田晋次郎
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 毎日新聞出版(2025/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784620328355

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内容説明

世間を震撼させた埼玉愛犬家連続殺人事件。
伝説の捜査官が語る「死体なき連続殺人事件」の
捜査、裁判、立証のリアル――

1993年4月から8月にかけて、埼玉県北部で犬の繁殖・販売業を営む元夫婦らにより、3件、4人の男女が次々と毒殺される事件が起きた。遺体は解体され、切り刻まれ、焼かれた上で、無残にも山林や川に撒き棄てられた。いわゆる「愛犬家連続殺人事件」――正式名称「埼玉愛犬家等連続殺人・死体損壊・遺棄事件」である。主犯の元夫婦には死刑判決が下された。前代未聞の「死体なき連続殺人事件」に挑んだ捜査官が見た深い闇とは――。1995年1月の事件着手(逮捕)から30年がたった今、伝説の捜査官が「死体なき連続殺人事件」の捜査、裁判、立証のリアルをあますことなく語る。鬼気迫るノンフィクション!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

129
報道された程度しか知らなかった埼玉の愛犬家連続殺人事件だが、捜査主任官だった著者が語る実態は想像を絶するおぞましさだ。主犯の元夫婦が犯行を隠すため、殺害した7人の遺体をバラバラに破壊し遺棄する徹底ぶり。その被害者遺族からさらに金を毟り取り、恩を売って抱き込む容赦のなさ。小悪党だった男女が夫婦となると、悪魔が二乗したようなシリアルキラーと化す恐怖。乏しい手がかりを必死に追う捜査員の執念で、かろうじて4人の立件に成功するが心は晴れない。本物の悪のグロテスクさは、ミステリ作家の想像力など足元にも及ばない現実だ。2025/08/16

ma-bo

92
1990年代に起こった埼玉県愛犬家連続殺人事件。逮捕から30年経った今、事件の捜査官だった著者が「死体なき連続殺人事件」の捜査、逮捕、裁判、立証を語ったノンフィクション。当時の捜査を知る著者だけにしか分からない舞台裏は生々しく一読の価値あり。ただ説明や構成が分かりにくく読みにくかったのが残念。2025/08/14

あやや

6
元埼玉県警刑事による、世間を震撼させた愛犬家連続殺人事件のノンフィクション。事実は小説より奇なり…を求めて読んでみたが…やはり素人さんの未整理な捜査の舞台裏話だけでは読み進めるのが辛くなり、途中で挫折。薄気味悪い事件であり、本当にこんな人間がいるのかと疑うほど残虐で事故中心的な連続殺人事件。殺された方々のご冥福をお祈りします。2025/07/29

a.i

2
★★★2025/08/08

koganei_hyogo

1
元埼玉県警警察官からの「ミランダの会」やその構成員に対する(一定のリスペクトを含む)評価が興味深かったです。2025/07/25

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