内容説明
仕事がなくなった、でも悠々自適なんて夢のまた夢……
やれやれ、スキマバイトでもやるか
経営コンサルタントとして鳴らしたものの、いつの間にか仕事がなくなった還暦間近。寄る辺もなく、日々差し迫ってくる生活のためには働かねば……。
やるからには、熟年ならではの知恵を総動員して気分よく、効率よく! 酸いも甘いもかみ分けた大人が贈る、異色のスキマバイト体験記。
少子高齢化、人手不足、年金不安……衰退ニッポンの現実がここに!
目次
第1章 還暦タイミーさん、デビューの巻
第2章 還暦タイミーさん、びっくり仰天の巻
第3章 還暦タイミーさん、知恵を絞るの巻
第4章 還暦タイミーさん、哲学するの巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
161
タイミーに興味があり、著者とほぼ同年代なので読みました。リアルなノンフィクション、タイミーの実態が解りましたが、私は65歳まで現在の勤務先で働けるのと、年取っての肉体労働が辛いのと、タイミーさんと呼ばれたくないので、タイミーを利用することはないと思います(笑) https://www.kadensha.net/book/b10134119.html 2025/07/04
kinkin
102
還暦でタイミーで働く男性が、関わってきた仕事について語る。引越し、運送会社の仕分け、クリーニング工場、ベッドメイキングその他。タイミーで働いたことは一度もない。アルバイトなら様々なことをやった。著者は元は経営コンサルタントだった著者がなぜ今がタイミーなのか? 還暦を超えてからの労働の厳しさは物足りない感じがした。高齢者が世代の離れた人と一緒に仕事をするということは、最後は人間関係。もっと厳しい高齢者労働を描いて欲しかった。図書館本2025/06/21
ちさと
30
「働きたい時間」と「働いて欲しい時間」をマッチングするスキマバイトのリーディングカンパニーであるタイミー。タイミーさんという言葉が浸透するほど、この業界では地位を築いてる。著者の須来間唄人(すきまばいと)は60代。本書はタイミーで様々な職場を渡り歩いた体験記。元経営コンサルで往年の報酬は時給換算で5万円だったと語る通り、全体を通して頑固で上から目線な感じがあるものの、タイミーさんとしての生活や経験を通しての所感は興味深く読んだ。貧困ビジネスは貧困層の厚生を改善すると言うが、いかに。2025/10/27
assam2005
22
世の中には色んな仕事があり、いろんな人がいろんな働き方をしているのだなと思った。長い期間やり続け熟練の域に達するタイプではなく、いきなり来ていきなりやって数時間で終了。雇用主側とタイミーさん側、それぞれの思惑がズレてしまうとなかなか気詰まり。お試し雇用に来たタイミーさんを、雇用主は会社側の人材考え、タイミーさん自身はお客のように考えているように思えた。ズレてる。マッチングって難しいね。ま、会社側の人材欲しけりゃ正規雇えって話だよね。2025/06/28
ごへいもち
11
私もやってみたかったなぁ。読友さんのご紹介本2025/08/30
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