内容説明
社会主義下のアルバニア。粛清と困窮にあっても自由への期待に満ちた少女時代は、1990年、抗議行動の高まりで一変する。自由選挙と市場開放に続く構造改革、移民増加、ねずみ講破綻は、その後激しい暴動に発展する。ある世代の希望は別の世代の幻滅となり、家族の秘密が明らかになる。ふたつの世界を往還する20世紀の成長物語。
目次
I
1 スターリン
2 ほかのイピ
3 471─簡単な経歴
4 エンヴェルおじさんは永遠にわたしたちのもとを去った
5 コカ・コーラの缶
6 同志マムアゼル
7 日焼け止めクリームの匂い
8 ブリガティスタ
9 アフメトは学位を取った
10 歴史の終わり
II
11 グレーの靴下
12 アテネからの手紙
13 みんな出ていきたがっている
14 競争のゲーム
15 わたしはいつもナイフを持ち歩いていました
16 これもまた市民社会
17 クロコダイル
18 構造改革
19 泣くんじゃありません
20 ヨーロッパのほかの国のように
21 一九九七年
22 哲学者は世界を解釈してきただけだ、重要なのは世界を変えることである
エピローグ
謝辞
訳者あとがき
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- 洋書電子書籍
- 桧垣伸次・奈須祐治(共)編/日本におけ…



