内容説明
認知症専門医の父・長谷川和夫の足跡を長女・まりの視点で綴り大好評だった『父と娘の認知症日記』の続編。父との最期の1年を母とのやりとりも交えて伝える日記風エッセイ。誰もが無関係ではいられない「認知症」に家族としてどう向き合っていくか、夫婦愛と家族の絆の物語。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
65
【出逢いは温かい温度をもたらしてくれるけど、離れていくときは冷たい温度になってしまう】2021年に逝去された長谷川和夫との共著『父と娘の認知症日記』の続編。写真多数。「今、一番会いたい人」に会うことができて、<生きるエネルギーというのは、家族から受けることももちろんあるけれど、身内以外の外からの刺激はとても大事で、父には新鮮でワクワク感があるように見えた。今を生きて、学び続けたいという思いは、認知症になっても揺るがなかった。学びたいと思うことは、父にとって今から未来につなぐ力の元になっていたのだ>と――⇒2025/09/06
kamakama
17
「父と娘の認知症日記」の続編。92歳で他界した父上長谷川和夫先生との最期の日々が描かれている。ご両親の夫婦関係や、著者を交えた家族関係のすばらしさに心打たれた。お互いを思いやり、支え合いながら、愛し合っておられる様子が伝わってきた。しかし、たとえ片方が認知症だったとしても、良いコミュニケーションは双方からの働きかけがあってこそ成り立つものだ。子どもの頃からの温かい相互交流の積み重ねがこのすばらしい関係を作ったのだと思う。このような事がどうしてもできない私は、少々の嫉妬と哀しみを感じながら何とか読み終えた。2025/10/04
ヒラP@ehon.gohon
16
認知症研究の権威でも認知症になるのだという現実とともに、認知症とどのように生きるかというサジェスチョンを身を以て伝えてくれた長谷川先生のあっぱれに感謝したいと思います。 家族の動きもとても参考になりました。 元気に死ぬという言葉が心に残りました。2025/11/23
えっちゃん
4
家族が認知症となって、初めて感じる事がたくさんある。自分が認知症となったのなら尚更であろう。認知症専門医の自身の体験と家族との記録は貴重です。「認知症になりたくない」「認知症にならないように予防を」でなく、高齢になれば認知症になるのはあたりまえ。たくさん話して、普通に暮らして、少しでも楽しく過ごせるように心がけたい。認知症に対する壁が無くなるように。2025/10/22
ブロッコリー
3
図書館。 認知症のスケールを 発明した 長谷川和夫さんの娘さんが著者。 認知症になったら全てが終わりなのではない。 全て忘れちゃうわけでもない。 認知症になった本人が、一番悲しんでいるのは周りの人がだんだん 離れていってしまうことだ そうです。 相手と目の高さを合わせて 、相手のことを思いやって 関わっていくのが大切なのだな。 誰もが歳を取るし、 誰もがものを忘れていく。 人間は全員死んでしまう。 長谷川和夫さんの奥さんが言ったように、元気で死にたいな。2025/08/04




