内容説明
2050年の図書館はどうなっているのだろうか。現在、大学で図書館情報学の研究と教育に携わっている教員らが今から25年後の2050年の図書館を見据えて、各々の専門の見地から現状と課題、提言等をまとめた一冊。司書だけではなく図書館に関心のある学生・市民にもおすすめ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
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2050年の図書館は、どんな姿になっているかの論考集。共生社会の図書館の実現に興味がわいた。2025/04/16
まつ
1
図書館機能が自分の仕事に近い概念のため読んだ。現代とAI時代の機能の章を読み、目指すべき姿がイメージできた。 情報提供がメインでなく、利用者が、学び、課題解決、コミュニケーション、創造など活躍することが重要。そのため、利用者ニーズの理解を前提に情報資源を熟知し、AIなどデジタルツールを駆使して利用者を満足させるコーディネーターが不可欠。 ランガナタン『図書館は成長する有機体である』 バーゾール『図書館は、社会的な交流をすすめ、共同社会および文化の質の保持に携わり、そして感性及び知性を刺激する場所』2025/05/04
必殺!パート仕事人
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この本に筑波大の先生が入っていないのが残念。著者のうち2人は筑波大学の院で学んだとはありますけれども。複合型の図書館を作るにも社会教育機関(公民館など)との連携を考えたい方がいいというのにはなるほどです。つくばの研究所との連帯もしたいところ。2025/05/04