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内容説明
学ぶことに目的はいらない。『嫌われる勇気』の著者がおくる、幸福に生きる「学び」のヒント! 勉強がつらくて、やりたくない、長続きしない……。多くの人は受験や資格を取るために勉強し、悩み苦しんでいる。しかし本来の学びというのは、効率よく目的を達成するためにあるわけではない。ギリシア哲学、アドラー心理学の知見、自らの読書や外国語学習の体験をもとに、学びの意義、楽しみ方のコツを紹介。今、学んでいるその時が喜びであると感じられる一冊。
目次
はじめに
第一章 なぜ学ぶのか
学ぶことに目的は必要ない
競争のために学んではいけない
学ぶことそれ自体が喜び
第二章 そもそも学びとは
学ぶと何が起こるのか
学ぶことで得られるもの
学ぶうえで大切な姿勢
速く学ぶか、ゆっくり学ぶか
第三章 読書は学びの源泉
なぜ本を読むのか
どんな本を読むべきか
本との付き合い方
第四章 書くことは学ぶこと
書くことの意味
どうやって書けばいいのか
書くための道具
第五章 外国語学習は世界を広げる
英語だけが外国語ではない
外国語の学び方
第六章 生きることは学び続けること
学び方を変えると生き方が変わる
貢献感を持てれば幸福になれる
「今、ここ」から学ぶ
偶然の出会いを活かす
命をかけた学び
おわりに
文庫版あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わか☆
13
ナツイチで購入した本。読みながら「私はこうゆう本を待っていた!」と感じた。大人になって勉強をやり直す→何かしらの資格試験に合格する、事だと思ってしまいがち・・。本当は哲学とかじっくり学んでみたいのに。結果が出なくてもいいから学ぶ過程を楽しもう!新しい語学にも挑戦したくなった。2025/07/13
シンプルねこ(うみねこ)
10
ゆっくり学ぶ、効率ばかり考えてしまう私に必要な本だった。受験や資格のためではなく学びたいことを学び、それを楽しむこと。効率を求めずゆっくり学んでいこう思える本でした。2025/07/22
Hiro
4
最初はあまり論理の筋が明確でない、同趣旨の文が繰り返されるような文章の繋がりに慣れなくて読みにくかったが、第二章以降慣れてきて、難しい言葉で理屈っぽく説き伏せるのではなく、優しく噛み砕いて経験談も交えた著者の語り口が段々と快く感じられるようになった。一貫して説かれるのは目的や目標にこだわらない、功利性や効率を考えない、つまり将来の成功ではなく今ここに学びつつあることの楽しみに価値を置く学び方の奨励だ。受験や資格のための学びが全てではない。むしろ純粋に知り覚えることそのものに幸せがあると著者は静かに言う。2025/07/02
Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/16ad23c4-3d9f-427b-a5bb-b3e47f8b447d 2025/06/26
R
1
飛行機の中で再読した。競争に囚われそうになったら、他人の価値観に合わせて行動しそうになったら読み返すようにしたいと思う。2025/08/18