内容説明
男らしさとはつねに、歴史の産物にすぎない。革新的な歴史叙述で知られるフランスの歴史学者が旧石器時代からの歴史をたどりつつ、男性性がいかに構築されてきたかを時代ごとに検証。時代遅れの家父長制に訣別し、男性のフェミニズム参画を説く最重要書。
目次
序文
Ⅰ 男性による支配
第1章 家父長制のグローバル化
第2章 ジェンダーロール
第3章 支配する男性性
Ⅱ 権利の革命
第4章 最初の女性解放の時代
第5章 フェミニズムの獲得
第6章 女性の解放とは?
第7章 フェミニストの男たち
第8章 国家のフェミニズム
Ⅲ 男性の挫折
第9章 疎外される男性
第10章 男性の病理学
第11章 男らしさの衰退
Ⅳ ジェンダーの正義
第12章 支配しない男性性
第13章 敬意を払う男性性
第14章 平等を重んじる男性性
第15章 家父長制を変調させる
エピローグ――不公平な男性にできること
訳者あとがき
註
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
15
家父長制、有害な男性性の解体を目指す歴史書、思想書といってもいいかも。 男性による支配、家父長制の歴史を振り返るとともに、それに対抗するフェミニズムの運動、思想などが綴られ、いかに男らしさを変革していくかまでが述べられる。 割と、全人類必読書ではないかと思われる。 特に男性は読むと良いです。 ちなみに作者は男性です。2025/12/31
いとう・しんご
12
ジャブロンカおっかけ。一月に予約を入れてやっと順番が来ました。「二〇世紀のフェミニズムは、「男性のように」生きることだった。いつの日か、フェミニズムは男性が「女性のように」 生きるのを助けることになるだろう。」p410。民主主義が男女同権を必須とする以上、両性に共通し、両性から承認されるより高次で新しいルールを追求しなければならないはずであり、そのときには男性は女性の、女性は男性の役割をともに担うようになる、と言うお話と読みました。歴史の本というよりは、新しい社会思想の本という感じでした。2025/07/11
ムチコ
6
「今、文化的な面に関してそれぞれの属性への固定化が進みつつあり、男性がフェミニズムについて語ったり、白人が奴隷制について言及したりすることが禁じられている。これは恐るべき後退である。自分が被ることがなかった抑圧に関しては理解できないであろうとの理由から、一人ひとりに自分の属性から出ないように強制するわけである。(略)しかし、私は男性として、フェミニズムについても、ジェンダーについても話す権利を要求する。」(p.426)2025/03/05
pushuca
4
詳細を極めた男性に向けられたフェミニズム指南書。2025/11/07
Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/3c659dda-415c-416a-adf2-f9af25caee08 2025/07/02
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