集英社オレンジ文庫<br> あの日のアオハルと、待ち合わせ

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集英社オレンジ文庫
あの日のアオハルと、待ち合わせ

  • ISBN:9784086806329

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内容説明

夏休み直前、高2の泪(るい)のもとに、わだかまりがあるまま別れた中学時代の親友から手紙が届く。翌日、彼女に会うため電車に飛び乗るが…。なぜか、ほぼ初対面の3人――気さくで人気者の時任、お城が好きな代々木先輩、家に帰りたくないひなも一緒に行くことになって…!? 道中では思いもよらない出来事が起こる。舞台は大和西大寺駅、大阪駅、神戸駅、加古川駅、姫路駅、播州赤穂駅、鶴橋駅。『アオハルの空と、ひとりぼっちの私たち』の著者が送る、真夏の青春ロードストーリー!

目次

1 はじまりの大和西大寺駅
2 ひとひとひとの大阪駅
3 上空からの神戸駅
4 自分が映る加古川駅
5 白鷺城には届かない姫路駅
6 赤く染まる海の播州赤穂駅
7 分かれ道の鶴橋駅
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
高2の夏休み直前、泪のもとに届くわだかまりを抱えたまま別れた中学時代の親友から手紙。彼女に会うことを決めた泪が思わぬ出会いを果たす青春小説。駅で出会った気さくで人気者の時任、お城が好きな代々木先輩、家に帰りたくないひなも一緒に、奈良から大阪を経由して兵庫の姫路を目指す旅。ほぼ初対面の3人と一緒に勢いで始めた予想もつかない旅は思いのほか楽しくて、覚悟を決めて会いに行ったかつての親友との再会があって、決着をつけないと前に進めないのは分かる気がしましたけど、この旅で育まれた新たな絆には未来への希望がありました。2025/06/20

栗山いなり

7
高校二年生の泪がなぜかほぼ初対面の3人と共に姫路まで行く事になる青春小説。少々のパワープレイは序盤に見られたが全体的には中々良質な青春物語だったと感じてる。親友との決着のつけ方には流行りの展開を見たなと思う2025/07/19

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