内容説明
縄文から近現代まで
1冊でわかる日本の家と町並みの歴史
こんな方に特におすすめ!
・日本の住まいの歴史を手軽に知りたい方
・日本の歴史を題材にした映画やアニメをもっと楽しみたい方
・創作の背景資料が欲しいけど何から手を付けていいか分からない方
日本の建築史は、用語の複雑さや現存する建物の少なさから、
初心者にはイメージし辛いジャンルのひとつです。
基礎知識がないと建物の違いを見分けるのも難しく、
学びたくてもハードルの高さを感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、映画、ドラマ、アニメなどの時代ものコンテンツや、観光地での史跡巡りは、
老若男女を問わず常に高い人気を誇っています。
そんな日本建築史の知識を少しでもつけることができれば、
歴史や建物の楽しみ方がガラッと変わるはず!
そこで本書では、縄文時代の竪穴式住居から、平安時代の寝殿造、
明治時代の擬洋風建築、戦後の団地に至るまで、
幅広い時代・用途・規模の建物と町並みを、
イラスト付きでスラスラ読める1冊にまとめました。
執筆陣には、大河ドラマやアニメ・映画での時代考証や史跡の保存・復元に携わる専門家、
第一線で活躍する建築史家などを迎え、
最新の学説をもとに制作したイラストとともに分かりやすく解説しています。
道幅や建物の配置といった都市的スケールから、建物の詳細なつくりや寸法・用語だけでなく、
その中で暮らす人々の服装、生活の道具など身近なスケールまで、
多面的な視点で日本の建物と暮らしの歴史を一挙解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
縄文の竪穴式住居から近現代の都市まで、歴史的な日本の家と町並みを、細部にも拘り、結構マニアックで楽しめます。 https://www.xknowledge.co.jp/book/97847678342452025/04/28
Atsushi Kobayashi
14
知らないことがいっぱいあって、かつ、図巻みたいで面白かった2025/07/01
オズ
7
裏表のポップな表紙に比べると、幾分真面目で比較的写実的な建築外観のイラスト+読み応えのある詳細な解説文。近現代については寸法なども記載した詳細な間取り図の紹介あり。環濠集落、寝殿造、町屋、擬洋風建築、あめりか屋住宅、同潤会アパート、居留地、軍艦島、ニュータウン等々。近年の住宅では和の要素は限りなく減っているが、近代化の過渡期には外観も内側も和洋折衷の傾向が多々見られたことが分かる。表紙絵はア・メリカさん、裏表紙(渋谷?)はカシワイさん。"神は細部に宿る"2025/06/02
あた
4
これは一種の学術書であり、アニメやドラマにより感情移入できる内容。実際見た建物も丁寧に解説。プレファヴ住宅でセキスイの内容まで記載されているのは驚き。2025/07/09
Teo
2
やはり現物の様に絵で見ると実際の理解が進む。京の大路で貴族の邸宅の外側に薄い小屋がああいう風に出来て町が変化したと言うのは今回初めて知った。2025/06/25
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