中公文庫<br> 墜落の夏  日航123便事故全記録

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中公文庫
墜落の夏  日航123便事故全記録

  • 著者名:吉岡忍【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 中央公論新社(2025/06発売)
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  • ISBN:9784122076693

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内容説明

一九八五年八月十二日、羽田から大阪へ向かうはずの日航ジャンボ機が消息を絶った。三十二分間の迷走の果て、御巣鷹の急峻な山中に散った五百二十名の生命。あのとき、機内で何が起きていたのか──。
安全神話に魅せられた現場と隘路にはまった事故調査の迷宮。
空前の事故が起きてから四十年にあたっての補遺を付す。
〈目次〉
1 真夏のダッチロール
2 三十二分間の真実
3 ビジネス・シャトルの影
4 遺 体
5 命の値段
6 巨大システムの遺言

あとがき
事故から四十年にあたっての補遺
〈解説〉神里達博

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

6
ノンフィクションというよりも小説に近い。石牟礼道子にも通じる。 徹底的に言葉での説明にこだわったのは、医師が検視報告書を手書きで書こうとしたことに近い。図表に頼ることなく、言葉でダッチロールする航空機と乗客を描こうとしたのだ。 2025/11/18

ジャスミン

5
衝撃的な内容だった。事故があったことは知っていても、詳しくは知らなかった。丹念な取材で詳細にわたり書かれている。ノンフィクションとして非常に優れた作品だと思う。2026/05/27

うさぎや

3
日航123便墜落事故を取り上げたルポルタージュの新装版。著者の述べる通り、海底に沈んだ機体の引き揚げが今なお行われていないことが信じられない。2025/07/05

タキシードハム

2
現場の映像、ボイスレコーダーの声、生存者の顔と名前、いまだに頭にはっきり残ってるためか初めて関連書を読んだ。保険のこととか、知らないことだらけだった。この事故で飛行機は落ちるものだと刷り込まれて乗る時は必ず死ぬ覚悟。2025/07/28

suzuka

1
事故後一年で出され、40年経った今でもほぼ違和感がない。ブクログで知らなければ読むこともなかった。著者は冷静で客観的なので余計に目の前で見ているように映像が立ち上がる。読んで辛かったなど言えない、真摯に向かうべき本だった。生存者の声、遺書、遺体の生々しさを忘れてはいけない。相模湾に落ちた尾翼をテレビクルーは撮影できたのに事故調が回収しなかったのは何故?見えないようコントロールされている事は多いのだろう。他の方のレビューにもあるがよく短期間でここまで調べたなと思う。ノンフィクションとして素晴らしいと感じた。2026/04/27

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