内容説明
一九八五年八月十二日、羽田から大阪へ向かうはずの日航ジャンボ機が消息を絶った。三十二分間の迷走の果て、御巣鷹の急峻な山中に散った五百二十名の生命。あのとき、機内で何が起きていたのか──。
安全神話に魅せられた現場と隘路にはまった事故調査の迷宮。
空前の事故が起きてから四十年にあたっての補遺を付す。
〈目次〉
1 真夏のダッチロール
2 三十二分間の真実
3 ビジネス・シャトルの影
4 遺 体
5 命の値段
6 巨大システムの遺言
あとがき
事故から四十年にあたっての補遺
〈解説〉神里達博
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チェアー
6
ノンフィクションというよりも小説に近い。石牟礼道子にも通じる。 徹底的に言葉での説明にこだわったのは、医師が検視報告書を手書きで書こうとしたことに近い。図表に頼ることなく、言葉でダッチロールする航空機と乗客を描こうとしたのだ。 2025/11/18
うさぎや
3
日航123便墜落事故を取り上げたルポルタージュの新装版。著者の述べる通り、海底に沈んだ機体の引き揚げが今なお行われていないことが信じられない。2025/07/05
タキシードハム
2
現場の映像、ボイスレコーダーの声、生存者の顔と名前、いまだに頭にはっきり残ってるためか初めて関連書を読んだ。保険のこととか、知らないことだらけだった。この事故で飛行機は落ちるものだと刷り込まれて乗る時は必ず死ぬ覚悟。2025/07/28
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