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内容説明
自身もアトピー性皮膚炎の皮膚科医が
かゆみや症状との上手な付き合い方を伝授!
乳児期から老年期まで、年代別アトピー対策を徹底解説!
肌荒れや我慢できないかゆみなど、アトピー性皮膚炎は患者の心身に大きな負担を与える非常に厄介な疾患です。また完治が難しく、生涯にわたって慢性的な症状に悩まされ続ける患者も少なくありません。
皮膚科医であり、自身も幼少期からアトピー性皮膚炎に悩まされてきた著者は、アトピーに対しては年齢によって適切な治療とスキンケアがあり、それらを正しく実践することが症状の改善やコントロールにつながると述べています。また、アトピーは身体的な症状だけでなく精神面にも大きな負荷がかかるため、治療と並行してストレス管理や生活習慣の改善に取り組むことも重要なポイントであるといいます。
本書では、乳児期から老年期まで各年代のアトピー症状とその治療法について、外用薬の正しい使い方やスキンケアの方法、年齢に応じた生活上の工夫など、著者の臨床経験に基づいた実践的なアドバイスを紹介しています。また、コラム「太助の犬聞録」では、著者がアトピーと向き合ってきた経験をもとに、心をリラックスさせる方法やメンタル面でのケアについても触れています。
正しい知識を持ち、一つひとつの対処法を根気強く実践することで、アトピーと上手に付き合いながら健やかな日常生活を送れることが分かる一冊です。
目次
はじめに
第1章 アトピー性皮膚炎について押さえておきたい基礎知識
アトピー性皮膚炎の患者数は12年間で約3・5倍に増加
アレルギーとアトピーは似て非なるもの
かゆみの原因や皮膚バリア機能低下のメカニズムは未解明
アトピー性皮膚炎は危険な合併症の引き金になる
民間療法ではなく医療機関を頼るべし
患者が持つ将来の目標に応じて治療方針を定める
年代に応じた対処をすればアトピー性皮膚炎は克服できる
第2章【乳児・幼児期】0~5歳
徹底したスキンケアがアトピーの重症化を防ぐ
乳児・幼児期の治療と家庭でのケア
乳幼児期の早期診断・早期介入が症状の悪化を防ぐ
スキンケアでアトピー性皮膚炎の悪化を防ぐ
皮膚からのアレルゲンの侵入をいかに防ぐかがポイント
泡をしっかり立てれば有害物質の除去率アップ
乳幼児の患者には湯温や入浴時間に気を配る
保湿成分が多く含まれた入浴剤を選ぶ
保湿剤の塗布は入浴直後が効果的
オムツ交換時は皮膚が擦れやすい部分に用心
親が着ている上着が子どもの症状悪化を招く
乳幼児におけるアトピー性皮膚炎の経過は千差万別
太助の犬聞録 ピンクはかゆみを鎮める効果あり!?
第3章【学童期】6~12歳
精神的ストレスによる重症化に要注意
学童期の治療と家庭でのケア
とびひ、みずいぼ、カポジ水痘様発疹症などの合併症に注意
アトピー性皮膚炎から失明に至るワケ
患者が考える適正量は不十分なことが多い
外用剤を上手に塗るためのスタンプ方式
患者に自発的な治療を促して難病に挑む新概念
子どもに治療をする際は、家族の理解を得ることが第一
皮膚科医は外用剤の使い方で腕の良し悪しが出る
副作用を抑えた3種類の革新的な外用剤
患者の声を聞いてこそ薬剤の効果は活きる
外用剤で治らない場合は全身療法を検討
かゆみが強いときは冷やして対処
子どもが無意識に皮膚をかく行為に対処する
いざというときに備えて、病気を周囲に知ってもらうことが大事
汗をかくことは患者にとって有害どころか有益
太助の犬聞録 寝る前にラベンダーの香りをかぐと睡眠時のかゆみが和らぐ!?
第4章【青年期】13~22歳
精神面を安定させ「汗活」で症状をセルフコントロール
青年期の治療と家庭でのケア
受験が続く青年期はストレス対策が重要に
過度のストレスやプレッシャーは症状を悪化させる
アトピー性皮膚炎の患者でも工夫次第でストレスは解消できる
汗は本当に悪者か?
アトピー性皮膚炎は「汗活」をしよう!
反抗期の患者は薬を塗るにもひと工夫が必要
反抗期の患者は治療の効果を示すことで信頼関係が生まれる
難治の場合はかゆみを評価し全身治療も考慮
患者の苦しみに寄り添うことが医者の責務
太助の犬聞録 サウナがアトピーに良いって本当!?
第5章【成人・壮年期】23~64歳
生活習慣の乱れが重症化のリスクに
成人・壮年期の治療と家庭でのケア
長年のアトピー性皮膚炎でつらい症状に慣れてしまう患者も
お酒はかゆみを増す原因に、量や頻度を減らしてコントロールを
チョコレートには微量の金属が含まれている
魚に含まれるオメガ3脂肪酸を積極的に摂取しよう
楽しみながら生活することが症状の改善につながる
アトピー性皮膚炎の患者でも部分メイクならOK
アトピー性皮膚炎の治療のキーとなる皮膚疾患ケア看護師
多職種チームで患者を支える
太助の犬聞録 夢を言葉にすれば叶う!
第6章【老年期】65歳~
免疫の低下による感染症の合併を防ぐ
老年期の治療と家庭でのケア
老年期に入ると肌の乾燥がさらに進む
診療時は背中の病状を知る絶好機
アトピー性皮膚炎と症状が似ている疥癬は要注意
歩行困難な高齢者はオムツ周りを重点的にケアする
老年期では目の合併症のリスクがさらに高まる
患者に寄り添う重要性に気づかされた契機とは
太助の犬聞録 積極的に人とつながりポジティブに生きる!
第7章 定期的な受診と正しい知識により、自らのペースで治療を継続する
再発を繰り返す困難な病気 だからこそ治療の継続が大事
働くスタッフがいきいきとしているクリニックを選ぶ
皮膚科専門医からかかりつけ医を選ぶのも一つの方法
ネットで出回るステロイド剤の副作用は大半がデマ
SNS上の情報に惑わされないための「だしいりたまご」
メンタル面でのサポートが治療効果を左右
アトピー性皮膚炎だったからこそ得られた貴重な経験
おわりに



