内容説明
車両メーカーのデザイナーとして30年以上のキャリアを積み重ねた斯界の第一人者が、鉄道車両をデザインするという仕事を語ります。車両というプロダクトを作りあげていくために、デザイナーがどんな役割を果たし、そしてデザイナーが関わることでプロダクトがどう変わるのかを、豊富な実例を通してご紹介します。
ふだん、何気なく見かけている車両が、なぜあんなカタチになったのか、なぜあんな色になったのか、デザインの読み方を知ることで、いままで見えなかった鉄道車両の魅力も「読める」ようになります。鉄道ファンのみならず、事業者やメーカーで鉄道車両に関わる方すべてが必読のデザインの教科書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
21
学研から出ていた絶版本の新版のようです。近畿車輛株式会社で列車のデザイン実務に関わってきた著者が豊富な経験ももとにして、あるべき列車デザインについて語っています。 優等列車での座席配置(日本ではいわゆる集団お見合い方式の座席配置は嫌われる)などにもお国柄は出るようです。 ロングシートからクロスシートに転換できる京福の車両などについても個別に触れています。 地域性等も考慮した通勤通学用電車の話なども納得でした。 巻末のドバイ鉄道事始め的なエピソードみたいな話、他にもあったのでしょう。 星晃氏も出てきました。2025/07/13
おいしゃん
15
車両デザインについて網羅する、まさに教科書的な本なのだが、著者の国内外たくさんの経験のケーススタディが基になっているため、ちっとも退屈せずに読み進められる。最後のドバイメトロのくだりは必見。2025/07/26




