平凡社新書<br> SNS選挙という罠 - 自分の頭で考え直すために

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平凡社新書
SNS選挙という罠 - 自分の頭で考え直すために

  • 著者名:物江潤
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 平凡社(2025/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860849

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内容説明

2024年兵庫県知事選でのSNSの影響を検証しつつ、溢れる情報に惑わされないための「自立」の考え方を戦後の思想から学ぶ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
SNSが選挙にもたらした変化を明らかにし、これからの選挙において有権者一人ひとりが考えるべき課題を問い直す1冊。SNSでの拡散力が得票に直結する今、インフルエンサーや動画配信者の影響力が選挙戦に明確な効果を及ぼし、候補者にとってバズることそのものが戦略の一部となっている。SNS選挙の問題点を踏まえて兵庫県知事選挙を振り返り、ストーリー参加型選挙の危険性を考察しながら、戦後最大の思想家・吉本隆明が説いた「自立の思想」に立ち返っていく内容になっていて、こういう時代だからこそいかに自分を客観視できるのかですね。2025/07/22

崩紫サロメ

12
タイトルと最初に扱われる話題はSNS選挙であり、兵庫県知事選挙であるが、それは少し前の小泉純一郎の「劇場型政治」のも見られたし、人間がストーリーを求めることは有史以来変わらない。ストーリーの氾濫と熱狂に危惧を覚える筆者は吉本隆明(1924〜2012)が全共闘時代に発した警告に着目する。当時の過激化した新左翼を現代のSNS上の先鋭化した集団に重ねると、吉本の「何も信用しなくてよい。自立せよ。自分の頭で考えよ」というメッセージは現代においても意味を持つのではないか。2025/08/24

まゆまゆ

12
SNSを活用した選挙戦略は最早当たり前になりつつあるが、そこから発信される情報に基づいて交わされるやりとりを信用できるのか、今一度立ち止まって考えることを語る内容。戦後の思想家である吉本隆明の主張のように、論理的にでも筋が通らない主張を真に受けることなく、自分自身がこれまで見聞きしてきた内容に基づいて判断すること。これまで見えていなかったことが見ようとすると陰謀論に巻き込まれ、心地よいストーリーに毒される(笑)2025/07/28

どら猫さとっち

9
選挙にSNSが利用されるようになり、政治が身近になった。しかし、溢れかえる情報に左右される、投じる一票のためにデマも厭わないという、真贋が問われることが多い。石丸伸二や斎藤元彦もそれで多くの票を集めたが、問題が浮上しだした。SNSに騙されず自ら考えるには、どうしたらいいか。本書は「自立の思想」を論じた吉本隆明の言葉をひもとき、必要なことは何かを説く。これはこれで興味深いけど、吉本隆明の政治学として独立して論じてもよかった気がする。2025/09/01

田中峰和

8
兵庫県知事選挙で大番狂わせが起こったのは2024年。都知事選挙も同じ年で、石丸候補が165万票をとって蓮舫に大きく差をつけた。今年に入って、石丸人気は急落し、都議選では一人も当選者を出せず、立花孝志のNHK党は国政政党から脱落し、本人は逮捕収監されている。SNS選挙は単なるブームでそれは終わりつつあるのか。ストーリーが演出され、その暴走が選挙に大きな影響を与えたのなら、暴走も終焉を迎えたのか。本書は戦後最大の思想家吉本隆明の言説と行動を紹介し、偽りのストーリーを破壊してきた彼の言論活動が解説される。2025/12/14

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