角川ホラー文庫<br> 国道1号線怪談

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角川ホラー文庫
国道1号線怪談

  • ISBN:9784041158968

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内容説明

見慣れた道、見知らぬ恐怖。
東京から大阪まで、東西を結ぶ日本の動脈・国道1号。
この道は、古の東海道を受け継ぎ、時代を超えて人々の恐怖を映し出す。
東京・日比谷公園の噴水から這い出る黒い塊。
神奈川・鶴見に出没する謎の“猿”。
静岡の海岸沿いに眠る首塚の祟り。愛知の神社に伝わる禁忌。
三重・1号線沿いの忌まわしい事故物件。滋賀・琵琶湖に沈む数々の事件。
京都・市内で忽然と消えた道。大阪・淀川の河川敷に埋められた闇――。
恐怖は、確かにこの国道に息づいている。
道を辿るごとに、異形があなたの日常を侵食する。
気鋭の怪談作家たちが紡ぐ、戦慄の書き下ろし実話怪談集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

19
国道1号より東海道の方がピンとくる。ここ1,2年で刊行されている角川ホラーのアンソロジー本。面子は中々だけど大島てるさんなど、るるぶのような怪談が混ざっていたのが残念。2025/07/09

マツユキ

19
6人の作家による、国道1号線付近にまつわる実話怪談。国道1号線と言われてもピンとこなかったんですが、東京から大阪と近づいてくるのが、怖いです。歴史ある道なんで、色々あるんだろうな。誘い込む系の話が多くって、本当、怖い。2025/07/02

tomomo

14
図書館本 久々にめっちゃ怖い実話系⁡ ご当地の○○怪談、何冊も読んだ⁡ 全く土地勘ないけど… 土地勘なくてもめっちゃ怖い!!⁡ ⁡ 吉田さんの『地獄の掛け軸』住職不在のお寺の骨董品収集のお話なんだけど、そのお寺はその後火事で…って内容⁡ YouTubeで3年前このお寺の火事のニュース上がってる ⁡ 黒川あるじさんの『激音のはて』の団地もすぐに特定出来てしまうし…⁡ 怖い話好きな人にとってもオススメな1冊 本物が詰ってます2025/07/28

あられ

11
国道1号線にまつわる怪談集。東京から大阪に向かって進む。道って、怪しいモノが集うのだろうか? 「205号室にて」が、めっちゃコワい! 絶対、近づきたくない。←みんなコワいのだが、ダントツにコワくて、夢にみそう。。。静岡あたりもコワかった。地元がさほどコワくなくて、ほっとしつつ。。。2025/07/10

きょん

10
国道1号線にまつわる怪談集。毛色が異なる語り手の面々で、なんとなく「オカルトエンタメ大学」みたいでした。東海道を含むその道筋は、歴史も絡み、武将や民草の怨念も巻き込む道筋なのだ。面白かった。2025/07/18

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