内容説明
探偵vs刑事、無気力な高校生探偵が難解な謎に挑むミステリ第2弾!
刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴は、究極の無気力にしてどんな無理難題も解決できる天才。たぐいまれな推理力により、刑事からも一目置かれ、アドバイスをしていた。そんな彼のもとに次々と事件が舞い込む。
しぶしぶ事件に挑む智鶴だが、彼を嫌うエリート刑事・上諏訪と対立。どちらが先に解決するのか勝負に――!
気鋭のミステリ作家のデビューシリーズ2巻が、加筆修正、番外編も追加した完全版として再誕!
●目次
プロローグ
第一章 世にも奇妙な交換殺人
第二章 怪盗が常に華麗とは限らない
第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵
第四章 あてにならないミッシングリンク
番外編 あまりにも不毛な推理合戦
単行本版のためのあとがき
●著者
1998年、富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(小社刊)で商業出版デビュー。 著書に『案山子の村の殺人』(東京創元社)、『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)、『家政夫くんは名探偵!』(小社刊)がある。
目次
プロローグ
第一章 世にも奇妙な交換殺人
第二章 怪盗が常に華麗とは限らない
第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵
第四章 あてにならないミッシングリンク
番外編 あまりにも不毛な推理合戦
単行本版のためのあとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
48
デビューシリーズを加筆修正し、書下ろしの番外編も追加した完全版シリーズ第2弾。今作も面倒くさがりで無気力な高校生・霧島智鶴のもとに次々と事件が舞い込む。交換殺人、解答からの予告状、安楽椅子探偵、連続殺人のミッシングリンク、日常の謎と様々。探偵嫌いのエリート・上諏訪警部、智鶴や揚羽の友人の秋保も加わり、刑事VS探偵の勝負も見どころ。相変わらず高校生のわちゃわちゃした感じを楽しめつつ、前作より事件も推理もグレードアップしているので読んでいてとても楽しい。さらなる続編が出たらいいなぁ。 #NetGalleyJP2025/07/01
ゆのん
40
【シリーズ2作目】1作目も面白かったが、2作目は更に面白くなっている。事件の内容も交換殺人や、怪盗からの予告状などなど多種にわたり楽しませてくれる。相変わらずの無気力100%の主人公を筆頭に個性豊かな登場人物達に加えて新たなメンバーも加わりますます読みごたえのある作品となっている。個人的な好みとしては高校生探偵よりは大人が主人公のモノの方が好きなのだが、このシリーズはとても気に入っているので、3作目があるとかなり嬉しい。無気力な主人公の今後もものすごく気になる。2025/03/18
糸巻
20
2017年に出版された4章に書き下ろしの番外編を加えた完全版。高校2年の智鶴は夏休みに予備校の夏期講習に通う。他校性で年上女性好きの梅之助や、警察庁から研修で県警に来ている探偵嫌いの上諏訪警部が新しく物語に加わる。いつもの如く市内で事件が発生すると熱海刑事から事件解決への協力を望まれる智鶴。何かと目の敵にしてくる上諏訪警部に絡まれながらサラッと論理的に謎を解明していくので気持ちが良い。鬱陶しい上諏訪警部に辛い過去があると知り本作の肝になりそうだと悟った。キャラクター達が好きなのでまた新作を書いて欲しい。2025/06/30
りこ
8
MPエンタテイメントレビュアーとして読了。交換殺人に怪盗騒ぎ、拳銃自殺にミッシング・リンク。刑事に頼られるやる気のない高校生探偵だったり、探偵と刑事の対決だったり、書き手がそういったミステリが好きなのが伝わってきた。書き下ろしの番外編が好き。今でも智鶴はこの街で名探偵として活躍しているのだろうか。#PR2025/06/28
三編 柚菜
7
前作同様、“目の前の謎に無気力でありながら無関心でいられない”探偵・霧島智鶴の活躍が描かれている。今作では『交換殺人』『怪盗』『安楽椅子探偵』『ミッシングリンク』『日常の謎』と、ミステリーの畑をあちらこちらへ歩き回るような体験をすることができる。連作形式だが新キャラ・上諏訪の存在が縦軸となり、『警察VS探偵』の構造を深掘りにしていた。書き下ろし短編を含め、最後まで楽しく読むことができる。ミステリー初心者にもオススメできる一冊だ。6/16マイナビ出版さんより刊行予定🧶2025/05/23
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